The way you grate radish can change the taste of grated radish.
The powerful linear movements in grating add more pungent flavor to oroshi.
If you like more sharp taste, grate radish in straight line motion and use your power.
the way+(that)S(主語)+V(述語)で、○○のやり方と言う意味になります。会話ではthatは略されて、the way+S+V と言う形になります。
ここではThe way you grate radish(大根のおろし方)としています。ここで使っているyouは「読者」を指すというよりも、一般的な人々を指す言葉です。日本語にはなりにくいので飲み込むのが難しいと思いますが、うまく使えるようになると英語力もちょっと上がりますね。
このThe way you grate radish をSにして、
the taste of grated radish(おろした大根の味)をcan change(変化させることができる)としてみました。
「大根おろしは、すり方で辛さが変わってきます。」をそのまま英語にしようとすると、「は」の意味合いをどうやって英語に反映させようかと悩むことになります。
そこで、「すり方で大根おろしの辛さが変わってきます。」と組み替えてみて、こちらから訳したわけです。
ちなみに大根おろしは、garated radishaあるいは oroshi すりおろすという動詞はgrate です。おろし金は grater ですが、英語でこう呼ばれるものはチーズおろしが主なので、和食を作る人はoroshigane と呼ぶことが多いようです。
次に辛さですが、日本語の「辛い」が塩の辛さとトウガラシなどの辛さの両方の辛さをさしてしまうように、英語でも「辛い」をずばり意味する単語がありません。トウガラシなどの辛さは spicy またはspicy hot と言うことが多いのですが、大根おろしの辛さはpungent(
舌や鼻を刺激する)を使うことが多いようです。sharp(とがって鋭い)を使うこともあります。sharp and pungent と並べて使ってもいいでしょう。
トウガラシなどのhotは焼くような熱い感じなのでここでは使いません。
The taste is not hot, because oroshi is cool. などと受けを狙うのもいいかもしれません。
「力強い直線引き」はThe powerful linear movements in grating(おろす動作におけるパワフルな直線的動き)としました。powerfulはstrong でも構いません。
引くときに切るのは日本の道具特有なのですが、おろし金は両方向でおろせるので、特に言わなくても大丈夫でしょう。
説明が終わった後に
If you like more sharp taste, grate radish in straight line motion and use your power.
(辛い大根おろしが好きなら、直線の動きで力を入れておろしましょう)
ともう一度まとめるとわかりやすいですね。