英訳例の直訳は
(1)「彼らはまさにお互いを見始めたところだ」
(2)「彼らはまさに一緒に外に出た(出かけた)ところだ」
(3)「彼らはまさに一緒になったところだ」
★ 表現
・共通点
強調を表す「〜ところ」は just で表すことができます。どの英訳例でもこれだけでいいのですが、ホヤホヤ感を出すために、その just をさらに強める only を付けました。
・(1)と(2)の共通点
start を使って、「〜し始める」を表しています。この動詞は start to 〜 と start 〜ing の2種類が使えますが、to不定詞を使ったほうが、これから始まろうするというニュアンスが少し強く、〜ingにするともう始まっている意味合いが強くなります。例の場合はすでに付き合ってから言っているので、どちらかと言うと動名詞の 〜ing のほうが合いますが、絶対ではありません。
(1)see は「〜と付き合う」という意味で使えます。
see each other で「お互いを見る」ということから、当事者の2人が付き合っているという意味を表します。
それ以外に、「おれ、ローラと付き合ってるんだ」だと I'm seeing Laura. と言うこともできます。
また「誰か付き合ってる人がいるの?」と聞く時には Are you seeing someone/anyone? と聞くことができますが、someone を使って聞く時は「付き合ってる人いるでしょ?」な感じで、anyone を使うときには単に疑問に思っているときです。
さらに、「いま付き合ってる人がいます」だと I'm seeing someone. ということもできます。
これらの例のように、基本的に進行形で使うので注意です。
けっこう使えるので、ぜひ覚えておきましょう!
(2) go out with 〜で「〜と付き合う」という意味になります。これは主語が「私」や「ローラ」のように、1人の人で、その主語が「〜と付き合っている」という時に使えます。
主語がカップルの場合には We ... together のように、with 〜 ではなく together を使えばOKです。(1)の例では each other としていますが、似たような考え方ですね。
(3) get together で「集まる」という意味がありますが、文脈上、それが恋愛関係にあるカップルの場合には「付き合う」という意味が出ます。この表現は元々の意味が「集まる」なので、進行形にして「集まっている最中」のようにすると変なので、多くの場合は付き合い始めのときを表すため、過去か未来の時制で使われます。
以上ですが、お役に立ちましたでしょうか。