こんにちは。
この tell は「わかる」という意味でも使われます。
例:
A: Can you tell what's different about me?
私のどこが違うかわかる?
B: No, I can't.
いや、わからん。
A: I changed my hair!!!
髪型を変えたの!!
B: Oh of course, I was kidding, I can tell.
ああ、もちろん、冗談だよ、わかるよ。
ぜひ参考にしてください。
「気づく」の意味の notice を使って、「私に関して、何か違っているところに気付いた?」という意味の文で表現しました。
some と any は、疑問文、否定文の時には any 、肯定文の時には some を使うと習いますが、疑問文で some を使う場合もあります。
相手に対して yes の答えを期待している場合には、some を使います。例えば、次のような場合です。
Would you like some coffee?
(コーヒーはいかがですか?)
コーヒーをいらないと思っている相手に対しては普通、勧めませんから、 some を使います。
今回の場合は、相手がたいてい気づかないということなので、 anything にしました。
お役に立てれば幸いです。
「どこが変わったかわかる?」というのは、Notice anything different?もいいます。
これは現在形のDo you notice anything different about me?または現在完了形のHave you noticed anything different about me?のよく使われる省略した表現です。
省略のほうは基本的に現在形でNotice anything different?が多いですが、過去分詞でNoticed anything different?も使っても大丈夫です。
また、表現の最後にtoday(今日)も付けて少し強調となります。
今回のポイントである、tellの用法は、tell A from B「AをBと見分ける」と同じで「区別する」という意味合いを持った用法になります。しばしば「能力」を示すcanを伴って使われることが多く、I can tell the difference.「違いが分かるよ。」という風に用います。他の使い方としましては、例えばワインテイストで違いが分かった時や、コーヒーにこだわりがあり、どこの豆が良いとか…そういう「違いが分かる」という使い方もあります。