I wondered how the society would be like for human beings if a utopia had exsisted.
細かく説明していきますね。
前半の部分
I wondered... ~なんだろうと思った。 wonderland という言葉もあるように think よりさらに「夢うつつ」的な表現で「~な感じなんだろうなと思った」という表現になります。 I was wondering という過去進行形になると「~な感じなんだろうかと思っていた」というようになります。
how the society would be like for human beings
直訳:社会は人間達にとってどのようになっているか
「なっていっていたでしょうか?」という表現にするなら、how the society would have been like for human beingsと更に過去(文法上「大過去」というそうです)に持っていけます。 これは前半部分にすでに過去形があるため、過去形の時点から未来の話をする場合は「過去未来」という何だか過去なのか未来なのかわからないような文法が存在します。 しかし、過去形より「さらに過去から、その過去まで」の話をするのであれば過去完了形が登場します。
最後の部分
if a utopia had existed.
もし~だったらという仮定法です。
ユートピアという社会は現実には存在しません。 聞いた事があると思いますが、If I were a bird, I would fly to you(もし私が鳥だったら、私はあなたの所へ飛んでいくのに)と現在の話をしているのにも関わらず過去形が使用されますね?
従いまして、 If I were a bird, I could have flown to you「もし私が鳥だったら、私はあなたの所へ飛んでいけたのに」と過去形より過去は過去完了形でしかないので過去完了形を使います。
今回は仮定法が入っているのでチョット複雑だったかも知れませんが、何となくでもいいのでご理解頂ければ幸いです(^^;)
ちなみにネイティブスピーカーは物語や小説を通じて、英語の時間(日本でいう国語の時間)に仮定法を学びますが、日本のような文法形式で学びません。 非常に大まかな説明で、「この時はこういう風に表現します」というような感じで、あとは作文を書かせて理解できてるかどうかなど、とにかく本を読ませて書かせてという間に次第に慣れていくような感じですので、逆に日本で学ぶ「仮定法」はよく分析されているなーと感心したりします。 故にわかる人にはわかるけど、わからない人には永遠に謎になったりする訳ですね・・・。
お役に立てば幸いです☆