(2)Those with numbers 20 through to 29, please come to the counter.
今回のご質問にある「〜番台」という表現はあまり英語では言わない(ないことはないですが、日本語ほどの柔軟性がない)ので、英訳例では具体的な数字で書きました。
(1)「20〜29の中から1つ選んでください」
範囲を決めて、その中から数字を選ぶ言い方にしました。
番号が書いてある札のことであれば、たんに「番号を選んでください」ということが多いので、「札」は言わなくてもOKです。
また、機械から出てくる札を取るような場合も、Please take a number. ということもできます。
(2)「20〜29をお持ちの方、カウンターまで来て下さい」
those はよく複数の人のことを言うときに使われます。Those with 〜で「〜を持っている人々」を意味します。その他、「乗客」those passengers、「客」those customers のように those の後に他の単語を足すこともできます。
20 through to 29 のように、ひと続きの複数の番号を言うときには through を使うことがあります。(1)のように to だけでもいいですが、through to とすることにより、次のような紛らわしさを防ぐ効果もあり、特にアナウンスなどで使われることがあります。
20 to 29 = twenty to twenty-nine
to が two と同じ発音なので twenty-two, twenty-nine (22,29)と聞こえてしまう可能性があります。
以上、ご参考になれば幸いです。