(1)I'm getting hungry because I didn't have breakfast this morning.
(2)Not having had breakfast this morning, I'm getting hungry.
ご質問の和文を英語にするとき、基本的には(1)のように言うかと思います。同じ意味を表していても(2)のような分詞構文は口語ではあまり使われません。しかしながら、分詞構文を使うということでしたら、英訳例のように完了形を使って表すことができます。詳しくは以下の解説をお読みください。
また、必ずではありませんが付帯状況を表す分詞構文か、独立分詞構文と言われるもの以外はあまり会話では使われません。
★ 訳
(1)(2)共通
「朝ごはんを食べていないから、お腹がすいてきた」
★ 解説
(1)
・I'm getting hungry「お腹がすいてきた」
get hungry で「お腹がすく」ですが、これを進行形にすることにより、「お腹がすきつつある」という意味になります。
(2)
分詞構文を使って同じことを表した文です。主節 I'm getting hungry と「朝ごはんを食べなかった」という事実は、時制において一致していません。そのような場合は、古い方を完了の形の分詞構文にします。本来は因果関係のことも念頭において話す必要がありますが、おそらくお分かりだろうということで割愛します。
また、分詞の部分で表されている内容が否定の場合は、分詞の直前に not を置きます。
完了形の分詞構文は、主節よりも古いときを表すのですが、主節が過去形でも同じことがおきます。
(1)I'm getting hungry because I didn't have breakfast this morning.
→ Not having had breakfast this morning, I'm getting hungry.
(1')I was getting hungry, because I hadn't had breakfast that morning.
「その朝は朝食を食べなかったので、(そのとき)だんだんお腹がすいてきていました」
→ Not having had breakfast that morning, I was getting hungry.
※ this morning は、(1')では過去のことなので「今朝」ではなく「その朝」となるように、英語でも that morning となります。
(1)と(1')を見てお分かりのように、分詞の部分は同じ形です。これは、完了の分詞が主節の時制よりは古い出来事であると示すので、同じ形に見えても(1)は過去形と同じで、(2)は大過去と同じです。
ご参考になりましたでしょうか。