英語でこういうことわざは、やはり宗教に関係ありますね。
「Danger past, god forgotten」とは、危ない状態があったら「神様!助けて!」と呼びますが、安全になったら、もう神様のこと忘れますって。
「There are no atheists in foxholes」とは、兵隊が使うようのフォックスホールには、無神論者がいないってことです。つまり、戦闘みたいな危ないところに、みんなが神様に信じています。
日々の生活の中で、本当に戒めとしないといけないような大事な格言ですよね。
英語での類似表現を他にも二つ見つけましたので、記載します。
Vows made in storms are forgotten in calms.
(英歴史学者・聖職者 トーマス・フラー)
嵐のなかで立てられた誓いは、平穏の中では忘れられてしまう。
キレイに韻を踏んでいますね。
Once on shore, we pray no more.
この表現もキレイですね。ただ、そこまで一般的ではない表現のようですね。中国語からの翻訳なのかも知れません。
漂流したりして、海を彷徨っている時は神頼みをするけども、岸に着いた瞬間忘れるという意味ですね、きっと。
やはりこれらも宗教的な意味合いが強いようですね。
本当に苦しい時は「神様」に祈る時だ、という精神文化が英語圏には根強いのかも知れませんね。
できれば、同じ過ちを繰り返さないように適度な熱さは覚えておいたほうがいいのかも知れないですね、と自戒しておきます。
ご参考になりましたら幸いです!!