国内の港の中でも責任範囲がどこまで及ぶかによって用語(インターコムズ、Intercoms)が異なります。
1番目はFree Alongside Shipの略で、売主は積地港(ドック)まで荷物を着けるまで(船に積み込まなくてもOK)の費用を負担する事を意味します。 海上運賃や保険などの費用は買主側が負担します。
2番目はFree On Boardの略で、売主は積地港で船に荷物を積み込むまでの費用を負担します。海上運賃や保険などの費用は買主側が負担します。
これらいずれも「どこの港」というのを付け加えます。
例)
FAS Yokohama Port
FOB Kobe Port
これで国内の「どこの港まで」という表現が出来上がります。
Cグループ(主要輸送費込)以降であれば、指定仕向港の名称を入れます。
例)
CIF Shanghai Port
貿易をやられている方であればIntercoms をご存じだと思いますので「その後は国外への出荷は中間の貿易会社が引き受けます」という言葉は不要です。 ただ、どうしても表現したいのであれば、
The middleman will handle the further transportation.
訳)中間業者さんが、その先の輸送を取り扱います。
とすればOKです。 ただ、この文章だと中間業者さんは買主の指定先までのトラックなどの手配をしてくれるのかまで言及していません。 ちなみに、乙仲さんは (freight) forwarderといいます。
ミスコミュニケーションを防ぐためにも可能な限りの取引条件を双方で確認しておいた方がいいですね。
お役にたてば幸いです☆
It is possible to deliver the packages to domestic ports.
「国内の港まで輸送可能です」
1) packageを主語にして「輸送可能:can be transported」と表現しました。
国内の港: domestic port
2) 書き出しを It is possible to ~ としました。
「その後は国外への出荷は中間の貿易会社が引き受けます。」
After that, intermediate shipping companies will be responsible for shipment to foreign countries.