まず英語でストレートな意味で言うと “got to feed the family” という表現がよく使われることがあります。この場合は、“got” という口語(正式な書面では避けるスラングから使われるようになった単語)を使うことでまずカジュアルな表現に、そして “feed” という、本来であれば人間以外の生き物や動物に “エサを与える” という単語を使ったあくまでも “表現” ですね。ニュアンスは、“家族を養っていかなければならないからね。” というような意味になります。
同時に、“働かなきゃいけない” という時の負担感を強調して言う場合についても、またネイティブならではの口癖、“It's a dirty job but someone's got to feed the family” (やりたくないけど誰かが家族養っていかなきゃならないからね。)という定番の表現もまたよく聞きますね。オリジナル版は、“It's a dirty job but someone's got to do it.” (やりたくない仕事だけど、誰かがやらなきゃいけないんだからさ。)という形。
同時に、“make my ends meet” ( “端” と “端” を合わせる)という熟語もまたこの場合に当てはめて使うことができるかもしれません。これは、“ends” 、元々ビジネスの専門用語を由来とし、経理上使われる “Balance Sheet” (貸借対照表)の左右対称となっている最後の計算の合計金額、すなわち表現するならば “端” を合わせなければ、というところから、“責任をとらなければ”、“ちゃんと働かないと”、という意訳でビジネス以外でもよく使われる表現となりました。
今回の内容に合わせて使うならば、“Got to make my ends meet for my family” (家族のためにやらねばならないことやっていかないと)というような使い方ができますね。
少なくとも、“I have to work for my family” と直訳で言ってしまうのも問題はありませんが、少しでもネイティブにとっても自然な表現を使ってみれば益々会話、英語が楽しくなることと思います。
がんばってください!!