Daddy gave you a bath and made you nice and clean, didn't he?
日本語ではない発想ですね!
子どもに話しかけるので、お父さんには Daddy や Dad が合います。
give + 人 + a bath で「お風呂に入れる」です。
make + 人 + 形容詞 で「人を形容詞が表す状態にする」です。
英語ではよく nice and 形容詞 というひとかたまりの言い方で、niceの部分には特に強い意味はなく、and の次に来る形容詞のことを主に意味することがあります。
英訳例の場合では、nice and clean で「素敵でキレイ」ではなく単に「キレイ」を意味したり、「いい感じにキレイ」を意味したりします。
そのため、and 以下の部分は
make + 人 +「nice and 形容詞」の形になっています。
その他の例)It's nice and warm today. 今日は暖かい(いい感じに暖かい)。
This steak is nice and soft. このステーキは柔らかい(いい感じに柔らかい)。
This coffee is nice and hot. このコーヒーいい感じに熱い。
ここまでで日本語に直訳すると、「お父さんがあなたをお風呂に入れて、(いい感じに)キレイにした」です。
さらに最後に didn't he? という付加疑問文と呼ばれるものをつけて「〜だよね?」という意味を付加することにより、子どもに話しかけるような感じをより強く生み出します。この表現は子どもに話しかけるときに限定するわけではありませんが、柔らかさがでます。
ここまでのすべてを含めて日本語に直訳すると
「お父さんがあなたをお風呂に入れて、キレイにしてくれたんだよね」
付加疑問文についてもう少し丁寧に解説すると、次のようになります。
・主語+be動詞の場合
例)He is your dad, isn't he? ← 肯定文なので、付加疑問の部分は否定になります。
彼はあなたのお父さんだよね?
He isn't your dad, is he? ← 否定文なので、付加疑問の部分は肯定になります。
彼はあなたのお父さんじゃないよね?
・主語+一般動詞の場合
例)She knows you, doesn't she? ← 肯定文なので、付加疑問の部分は否定になります。
彼女は君のことを知っているよね?
She doesn't know you, does she? ← 否定文なので、付加疑問の部分は肯定になります。
・主語+助動詞+動詞の原形の場合(解説省略)
例)They can help me, can't they?
彼らは僕を助けられるよね?
They can't help me, can they?
彼らは僕を助けられないよね?
・主語+現在完了
例)You have met him before, haven't you?
君は彼に会ったことがあるよね?
You haven't met him, have you?
君は彼に会ったことがないよね?
以上、ご参考になれば幸いです。
こんな風に言うと思います。
「お風呂に入れる」は、to give ~ a bath 例文を2つほど。
I gave my dog a bath.
「(飼っている)犬をお風呂に入れる」
My daughter gave her favorite doll a bath.
「娘はお気に入りの人形をお風呂に入れてあげた」