「受動態」は英語で「passive voice」と言います。
「Passive」は「受動性の」、「受け身の」という意味の形容詞です。
他の文脈では「声」という意味ですが、英文法の話をしているときに、「voice」は「態」という意味になります。
「I’d like your help in learning how to use the passive voice.」
「受動態の使い方を勉強したいですが、手伝ってもらっていいですか。」
「Can you teach me how to use the passive voice?」
「受動態の使い方、教えていただけますか?」
ある動詞の受け身の形を聞きたいときは「passive form of ~」です。
「What is the passive form of ‘eat’?」
「‘Eat (食べる)’の受け身の形はなんといいますか?」
受動態は、誰があることをしたかがわからない、又は言いたくないときに使います。
「My bag was stolen.」
「カバンが盗まれました。」
盗んだ人は誰かがわからない、見ていないときに受け身が使えます。
「He stole my bag! Stop him!」
「彼が私のカバンを盗んだ!彼を捕まえて!」
カバンを盗んだ人がわかる場合は、受け身を使わないのが普通です。
「This bag was made in Canada.」
「このカバンはカナダで作られました。」
誰が作ったかが分かりませんので、受動態を使います。
「My friend made this bag for me.」
「友達がこのカバンを作ってくれました。」
誰が作ったかがわかりますので、受動態を使いません。
ちなみに、「能動態」は英語で「active voice」と言います。
passive voice とは「受動態」という意味です。
先生に聞きたい場合、便利なフレーズを使いましょう。
例:
I'm not very good at passive voice 「受動態が苦手です。」
Can you teach me the passive voice 「受動態を教えてください。
I'm still not sure about the passive voice, can you give me other examples. 「受動態はまだまだですので、他の例を教えてください。」
「受動態」は「passive voice」といいます。
「passive」には「受け身の」という意味があります。
受動態は基本的には[be動詞 + 過去分詞]の形で表されます。
「~された」と和訳される場合が多いです。
受動態の反対の「能動態」は「active voice」といいます。
【例】
I was bullied in school.
→学生時代にいじめられました。
He was arrested for robbery.
→彼は強盗容疑で逮捕された。
A Japanese man was shot dead in the Philippines.
→日本人男性が銃で撃たれて殺害された。
ご質問ありがとうございました。