セミオーダーって英語でなんて言うの?
スーツをオーダーする時の「セミオーダー」ですが、英語でどういうのですか?
回答
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Semi-custom order
僕自身、スーツブランドオーナーです。
「Legendary」と言うブランドを運営しています。フルオーダーとして営業をしています。
さて、スーツの製造方法に関してですが、日本では大きく分けて3つあると思います。
1. 吊るし(Off the rack)
2. セミオーダー / パターンオーダー (Semi-custom order)
3. フルオーダー(Bespoke)
これらの違いについて説明も加えたいと思います。
まず「Off the rack」ですが、これはすでに工場で製造されたスーツをそのまま買って着るタイプです。Paul SmithとかArmaniの支店へ行くと、ずらっとスーツが並んでいます。これらは「Off the rack」です。
「Off the rack」には素晴らしいスーツがありますが、お客様のお身体にぴったりフィットする事はありません。
さて、「Semi-custom order」では、工場で一旦製造して、それを後日、受注を受けてから、店舗で採寸したお客様の寸法に合わせて調整する仕組みです。
三越など高級デパートへ行けば、簡単な採寸に基づいて、オーダーを受けます。
「Semi-custom order」は、一見とても効率が良いのですが、すでに工場で製造されているため、調整にも限りがあります。スタイルを大幅に変えられないのが弱点ですかね。フィットもフルオーダーには劣ります。
さて、「Bespoke」ですが、これは一から仕立てる事です。
一からスーツを仕立てると言うのは、お客様から受注してから初めて製造が始まるという事です。一旦製造して、お客様に来店してもらい、フィッティング(仮縫い)を2-3回行います。これで体に最もフィットしたスーツを製造します。これが最も高い方法です。
僕が運営している「Legendary」だと、日本にテイラーを年に2回呼んで、お客様の身体を採寸してもらいます。そうしてタイにその数字やデザインを送って初めて製造が始まります。5万円から作れます。そう言う意味ではフルオーダーですが、30万円するスーツと異なる点は、店舗を持っていないため、仮縫いを2-3回するには物理的には難しいところです。それでも、お身体にぴったり合わない場合、2-3回調整するときもありますよ!
回答
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"Made-to-measure" または "Semi-custom"
スーツをオーダーする際の「セミオーダー」は、英語で「Made-to-measure」または「Semi-custom」という表現が一般的です。
- **Made-to-measure**
- 「仕立てられた」という意味で、既成の型をベースに顧客のサイズに合わせて調整するスーツや衣類を指します。完全なフルオーダーではありませんが、既製品よりもフィット感が高くなります。
- 例文:
- "I ordered a made-to-measure suit for my interview."
- 「面接のためにセミオーダーのスーツを注文しました。」
- **Semi-custom**
- 「半分カスタムされた」という意味で、基本的なデザインを選び、サイズや一部のディテールを顧客の希望に合わせて調整するサービスを指します。