この状況を作ったのは我々大人かもしれない。
上述の訳で大きな問題はありませんが、実は一つだけどうしても訳すのが難しい場所があります。
それは「九九」という概念ですね。
一応例で用いているように"multiplication table"という日本語で言うところの「九九」に相当する単語はありますが、ニュアンスには大きな違いがあります。
まず、これは簡単に想像がつくかもしれませんが"multiplication table"は「九九」のように語呂で覚えるものではなく、実際に計算自体を覚えるものです。なので、上述の場合は日本語の「九九」についての話であるため「暗証する」を意味する"recite"を用いていますが普段であれば"recite the multiplication table"とは言いません。単純にrememberとかの方が一般的です。
もう一つ大きな違いがそもそも9段×9行の九九ではない、ということですね。地方や学校にもよりますがアメリカでは12の段まで、もしくはそれ以上覚えるのが一般的です。感覚として円周率を多く覚えるのと同じですね。
回答したアンカーのサイト
DMM英会話
「最近では算数の九九も言えない子もいるらしいです」は英語では "Some children these days apparently can't even recite the multiplication table." と表現します。 "Some children these days" で「最近の子供たち」を表し、"can't even recite"で「〜さえも言えない」という強調の表現です。