marikaさん、ご質問ありがとうございます。
一例をご紹介しますね。
《解説》
「慣用句」は idiom と言います。日本語でもときどき「イディオム」と言うことがありますね。英和・英英辞典で意味を確認しましょう。
【英辞郎】
idiom
【名-1】イディオム、熟語、慣用句、成句◆語句の文字通りの意味からは類推できない意味を持つようになった表現。
【名-2】〔ある国民の〕語法、慣用法
【名-3】〔地方の〕訛り、方言
【名-4】〔特定の集団の〕専門用語、仲間言葉
【名-5】〔芸術家・派・時代の独特の〕表現法、作風
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【Oxford Dictionaries】
idiom
【noun】
A group of words established by usage as having a meaning not deducible from those of the individual words (e.g. over the moon, see the light).
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idiom
【名詞】
習慣的に複数の語が結合して使われ、それぞれの語が持つ意味からは類推できない意味を持つもの(例えば、over the moon、see the light)。
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日本語では「油を売る」「骨を折る」などの慣用句(idiom)がありますね。
《例文》
To "have bitten off more than you can chew" is an idiom that means you have tried to do something which is too difficult for you.
have bitten off more than you can chew は「自分の能力以上のことをしようとした」という意味の慣用句です。
(出典:Cambridge Dictionary)
お役に立てば幸いです
ありがとうございました。
"Saying"の意味は「言い習わし」です。
"Idiom"の意味は「熟語」です。
確かに、類似点がありますが、ちょっと違います。"Saying"は完全な文章です。そして、比喩が使われるわけではありません。これらは"saying"です:
”Never judge a book by its cover.”(直訳:「表紙だけで本を判断するな。」意訳:「見た目より中身は重要です。」)
"A journey of a thousand miles begins with a single step." (直訳:「千里の旅も1歩から始まる。」意訳:「動けないと何も始められない。」
”Practice makes perfect." (意味:練習すると、うまくなる。)こちらは比喩がありません。
”Idiom”はほとんど、不完全な文章です。比喩がよく使われます。文字通りの目線から見れば、意味がわかりません。例えば、"raining cats and dogs" (直訳:猫と犬が降っている、意味:大雨)。もちろん、猫と犬は空から降りませんが、なんとかこの表現がよく使われて、熟語になりました。