I study English most. →I study English the hardest in my class.
mostも文法的におかしい文だとは言い切れません。しかし、もっとベターな単語として"hard"「一生懸命に」を使った方が良いです。
重要なのは、最上級を使う場合には、「全体の集合」を表す語句が無いと不自然だということです。学校で習ったとき、
Mike is the tallest in our class.「マイクはクラスで一番背が高いです。」のような文を最初に教わったのではないでしょうか。
"in the class"「クラスで」や"of all the subjects"「全ての教科の中で」といった表現を加えて、どの範囲で一番なのかをはっきりさせましょう。
I try harder than everyone else at studying English.
「僕が一番英語の勉強がんばってる」は英語に訳すとこのようは自然です。
I study English the most! (僕が一番英語を勉強する人です)
I try the hardest at studying English. (僕が英語の勉強を一番努力する人です)
I try harder than everyone else at studying English. (僕がみんなより英語の勉強をします)
Most を使いたいなら、I study English the most と言えば良いです。The もちゃんと入れましょう。ないと少し不自然です。
ご参考までに!
「”僕が”一番英語の勉強がんばってる」は、「”僕は”一番英語の勉強がんばってる」とは、少々意味が違っています。(日本人であれば、わかりますよね?)
たとえば、”I study English the hardest" などは、通常とは違う言い方をしない限り
(意識して”I"を強調して言わない限りは)
「”僕は”一番英語の勉強頑張っている」と取られてしまいます。
(つまり、他の教科より、英語をもっと勉強している」という意味)
日本人(というか、ノンネイティブは)英文は、学校で習った読み方しかご存知ない方も多いですので、こういった文を普通に読んで誤解されてしまいます。
ですが、特に気をつけて言わなくても、文自体を変えてしまえば、そのまま言いたい意味が伝わります。
例文1のように
It's me who studies English hardest.
といえば、間違いなく「”僕が”一番英語を勉強している」という風に取ってもらえます。
(なお、この文型においては I ではなく、このようにmeも許容されています)
(また、自分のことですが、この文型においては、study ではなく、studies になることにご注意)
あるいは、例文2のように
I study English harder than any other student.
とするかですね。
(比較級+any other +単数名詞 で「最上級」を表します)
(この文は、意味上から、うっかり students と最後の名詞を複数形にしてしまいがちですので、ご注意)
英語は読み方によって、いわんとする意味が変わって伝わってしまうということを覚えておきましょう。
また、学校では最上級は「~の中で」「~のうちで」のような語彙(in~, of~)がつくと習いましたが、実際は、そのような言葉はつかないことも多く、それでまったく問題はありません。(中学校などでは、「そうすることが多い」 というだけのことを「絶対~だ」と教えてしまうので、それが問題ですね)
実際にネイティブが使っている英文にたくさん触れて、英語らしい表現にしていきましょう。
ご参考になりましたら幸いです。