[勇気](https://eikaiwa.dmm.com/uknow/questions/36487/)は英語で「courage」といいます。「勇気がない」というフレーズは英語では "I don't have the courage to" と表現します。後続の動詞の前に "to" を付けて具体的な行動を示すことができます。例えば、"I don't have the courage to talk to him/her" は、「彼/彼女に声を掛ける勇気がない」という意味になります。
さらに、 "I lack the courage to..." (…する勇気が欠けている)や "I don't have the guts to..." (…する度胸がない)といった他の表現も可能です。"guts" 内腑という意味から、「度胸」や「根性」を意味します。このようなフレーズも覚えておくと、自然な英語表現が豊かになります。
参考例文:
- I don't have the courage to confess my feelings.(気持ちを告白する勇気がない)
- I lack the courage to take risks.(リスクを取る勇気がない)
- I don't have the guts to ask for a raise.(昇給を申し込む度胸がない)
どの例文も前置詞の“to”で終えちゃいましたが、この後に “[話しかける](https://eikaiwa.dmm.com/uknow/questions/44765/)” (talk to him/her)、とか、“ask him/her out”([告白する](https://eikaiwa.dmm.com/uknow/questions/709/))という表現を続ける前提で文を作ってみました。
一方では、聞いている人が何の話かすでに理解している場合は最初と二個目の例文の場合はこのまま “to” を取っちゃった形でも終えられますので臨機応変で使ってみて下さい。
さて、最初の例、“I just don’t have the heart to”というのは「○○する心(気持ち → 間接的に“勇気” )を持ち合わせていない」という表現になります。ついでに、“just” (ただ)という単語を挟むことによって、それが自分にとっても“悔しい”、“惜しい”という気持ち、“自分もそうでありたくないんだけど・・・”という気持ちを入れた表現になっています。そのまま“just”を除いて使ってもいいと思いますが、この方が若干でも柔らかくなりますよね。
二個目の例文、“I don’t have what it takes”というのは“what it takes”=「○○に必要なもの(この場合だと気持ち、勇気)を持ち合わせていない」という間接的な表現になってます。
最後の例文は“I just can’t be aggressive when it comes to”というのはより直接的な表現となっています。“aggressive”=積極的 という単語ですので、“can’t be”(できない)とくっ付ければ“積極的になれない”=“勇気がない”になります。
また、“when it comes to”という表現はこれもまたネイティブがよく使う口癖、意味は“○○になると”という感じです。例えば、“when it comes to cooking”だと、“料理するとなると”という意味。今回の背景のように“声をかける”という表現をくっつけると、“when it comes to talking to him/her”、“when it comes to approaching him/her”(近づく)という感じでいいと思います。 こういったネイティブがよく使う表現パターンを色々採用して使ってみるのもまた自然な英語力アップとなることと思いますよ。がんばってください!!
I don't have the guts = 勇気がない
日本語でも使いますね、ガッツと言う言葉。Gutsとは「臓器」と言う意味なので日本語で言う「肝「辺りです(肝が座っている」などの表現)。
I don't have it in me = 僕には無理だ
I don't have it in me to talk to her = 彼女に話すなんて無理だ
勇気や気合がない場合に使う表現です。