Makiさんへ
こんにちは。「時間配分が難しい」を
きちっと英語に直そうとすると、なかなか
難しいですね。
そこで、
We can't finish everything in one lesson.
全てを終わらせることはできない / ワンレッスンの中で
と簡潔に状況を述べた後で、
We need carefull time management.
時間配分に注意する必要がありますね
(※We としていますのは、Markさんと先生の
二人だからです)
と付け足すと、大方意味は伝わります。
(「配分が難しい」ですから、difficult も
思い浮かびますが、ちょっとネガティブな
響きがありますので、避けました)
・・・ただ、英会話もコミュニケーションですから
お互い気持ちよく、先生のお気持ちにも配慮した表現が
ベターと感じです。
そこで2文目は、
Careful time management is needed.
と、主語を入れ替えてみますと
「慎重な時間配分が必要ですね」
と少し柔らかく伝えることができます。
と言いますのは、We need careful time management.
ですと、「【私たちには】注意深い時間配分が必要」と
なり、暗に「あなたのレッスンの進め方に改善が必要」という
ニュアンスも含まれています。
これは日本語でも同じで、例えば子供がお皿を割ってしまった時に
I broke this dish.
とは言わずに、
This dish is broken.
と子供は言うことがあります。
前者は「私が割った」ですが、後者は「皿が割れている」ですね。
このように、都合の悪いことを含め、ダイレクトなニュアンスを
和らげることができるのも、「受け身」という文法の特徴です。
・・・少しでも参考として頂けますと幸いです。
なお、We need careful time mangement. でも問題なく
伝わりますし、相手がこちらの発言をどう受け止めるかと言うのは
結局は相手次第です。ですから今回の私のご説明は、やや丁寧過ぎる
側面もあります。あくまでもご参考までに、とお考えください。
Markさんの英語学習の成功を願っております。
LLD外語学院 学院長 前川 未知雄
ワンレッスンに内容の全てをやりきるのが難しい。
「〜が(形容詞)という形の文章が英語でいうと、It is + 形容詞。
「〜が難しい」 --> It is hard ( あるいは difficult)
動詞をそれにつけると 不定詞のままにします。
「やりきる」を「(時間帯に合って)入れる」にして、to fit を付けます。
目的語などが後に続きます。
「内容の全て」= everything / all of the contents
「ワンレッスンに」= in one lesson