質問者さんへ
こんにちは。
私からは話すときも聞くときも
英会話でよく使える・使われる表現( almost )を
紹介いたします。
まず、almost を「ほとんど」という和訳で
覚えてしまっている方が多くいらっしゃるようです。
そこで、
△Almost people like it.
ほとんどの人が、それを好きだ
といった誤答があります。
正しくは、
○Most people like it.
です。
今後、almost は「あと一歩で」という
イメージでとらえて頂くと、使いやすくなります。
ex. I was almost late.
あと一歩で遅刻=遅れそうになった(が間に合った)
ex. I almost missed the train.
あと一歩で乗り遅れた=乗り遅れそうになった(が間に合った)
ですので今回も、
Every year, they almost win the title.
毎年、彼らはもう一歩でタイトルを勝ち取る=惜しいところで負けてしまう
と表現できます。
要は、
(1)形容詞の前 ex. Your answer is almost perfect.
あなたの答えはもう一歩で完璧=ほぼ完璧
(2)動詞の前 ex. I almost lost the game.
あと一歩で負けるところだった=なんとか勝った
という使い方です。
このことを踏まえますと、冒頭で紹介した
よくある間違いの、
△ Almost people like it.
がダメな理由がお分かりいただけると思います。
これは「あと一歩で人間」と言っているようなもので
すごく不自然です。
・・・少しでも参考として頂けますと幸いです。
質問者さんの英語学習の成功を願っております。
LLD外語学院 学院長 前川 未知雄
We always almost make it to the top, but never win.
残念ながら「おしい」に相当する英語はありません。
そこで英語では以下のような言い方をします。
英訳① We always get close, but we never win.
get closeで「近づく」という意味です。
英訳② We always almost make it to the top, but never win.
make itで「うまくいく、やりとげる」という意味です。
always almostを付けることで、惜しいのところでうまくいかないという意味になっています。
いかがでしょうか。
ご参考になりましたら幸いです。