●~から察するに
①Judging from ~,
(~から判断すると)
→「~から察するに」を最もストレートに表す決まり文句です。
②From what S is saying,
(Sが言っていることから察するに)
→ 「~から察するに」は, 意味の特性上「相手が言っていることから判断する」という文脈で使われることが非常に多い表現です。その場合は最もシンプルなのが, 「~から」をfromで表しちゃうことです。
①②だけでも十分に「~から察する」は伝わりますが, 「確証なし+ある程度の自信」の意味あいを付加したい場合は, 次のような表現を①②の後に使ってください。
・(Judging from ~,) I guess S V
→ guessは「推測する」で「根拠はないが何となくそうだ」という含みがあります。
(例) Judging from her response, I guess I have no hope.
(彼女の反応から察するに, 脈なしだな。)
Assuming from the number of donuts he eats, the reason for his obesity is the intake of calories.
彼の食べるドーナッツの数から察するに、肥満の原因は摂取カロリー量にあるだろう。
assume=証拠はないか推測する
guess=十分知らないで推測する
ぜひ使ってみてください。
★ 訳
「〜が私に...と考えさせる」
★ 解説
「確証はないけど、これまでに見てきた〜が自分にそう思わせる」という感じで使うことができます。
This evidence makes me think that he is the criminal.
「この証拠が、彼が犯人であると私に思わせる」→「この証拠からするに、彼が犯人であると思う」
使役動詞 make 人 do「人に〜させる」を使いました。
「察するに」の部分を、自分がこうだと思うというよりは、状況や証拠から見た結果「自然と〜だと思う」という表現にしています。
ご参考になれば幸いです。