「〜〜のお蔭」は英語で "thanks to 〜 " が相当します。
「かも知れない」は "it may be" / "it might be" / "it could be" のどれでも使えますが、この文脈で "may" や "could" が一番自然に聞こえます。
例文〜
"It may be (all) thanks to him that the whole class got invited to the party."
「クラス全員がパーティーに招待されたのは(全て)彼のおかげかもしれない。」
ご参考になれば幸いです。
直球で答えると、「彼が〜の原因になったかもしれない」という意味で
He might have caused 〜
という形があります。
He might have caused difficulty of finding workers.
(働き手がなかなか見つからないのは彼のおかげ=彼のせい=かもしれない。)
一方、Thanks to him はいわば変化球です。
これはふつうは
Thanks to him, I was able to find the job.
(彼のおかげで仕事が見つかった。)
のように、評価や感謝の気持ちといった肯定的な意味で使いますが、時によっては皮肉を込めて、
Thanks to his advice, I failed the exam.
(彼のアドバイスを聞いたおかげで試験に落ちてしまった。)
のような使い方もあるので、ご質問のケースでも、その場の空気によっては使えることになります。