「彼は心臓に毛が生えているような人物で、躊躇なくそんなことを言い放つだろう」では、英語では次のように表現できます:
"He has a thick skin. That's why he can say such things without hesitation."
他にも
"He has some nerve to say such a thing."
と表現することもあります。
ここで、"thick skin"は直訳すると「厚い皮」を意味しますが、比喩的には他人の意見や批判に対して冷静さを保ち続ける力がある、といった意味になります。言い換えると、「物事を淡々と受け止める能力がある」、「図々しい」という意味も含みます。
一方、"has some nerve"は「大胆さがある、厚かましい」という意味で、他人に対してはっきりと自分の意見を主張する人への表現に使われます。
これらの表現は「心臓に毛が生えている」という日本語の表現と同様に、ある人が自分の意見を強く主張し、他人の反対意見や反発を気にせずに行動する様子を表す時に使われます。どちらも日本語の「心臓に毛が生えている」に近いニュアンスを持っていますので、ここでの事情に適していると言えます。
「彼は恥知らずだ」を示す一番近い表現は
"He's shameless." または "He has no shame." です。
この場合、稀にはルーズな表現として、
'He has a lot of gall.' や 'He has the cheek to say it.' などとなります。
そしてこの種の表現は侮蔑的なニュアンスを含むので、使う相手や状況に対しては注意が必要です。
参考になれば幸いです。