肌で感じるって英語でなんて言うの? 本や人を介して、間接的に感じるのではなくて、実際に自らの体を動かして、自分の生身の体で感じるというイメージを、どう表現するべきかわかりません。
回答
understand from experience
experience 〜
★ 訳
直訳:「[経験](https://eikaiwa.dmm.com/uknow/questions/36537/)から[理解する](https://eikaiwa.dmm.com/uknow/questions/33018/)、理解している」
意訳:「肌で感じる、肌で感じている」
★ 解説
■ 意味
「肌で感じる」の意味は「直接経験する」(大辞林)なので、そのまま直訳すると 動詞 experience を使って、experience directly となります。しかし experience は他動詞で、必ず目的語「〜を」が必要になりますので、ただ「肌で感じる」とは言えません。
You have to experience it.
「君は『それを』経験しないといけない」
→「君は『それを』肌で感じないといけない」
そこで understand from experience を使うと上手くいくのですが、この単語は実はいくつも使い方や意味があってけっこうややこしいです。以下に understand の使い方を示します。
なお、from experience の場合、形は同じですが動詞ではなく「経験」という名詞で使われています。
■ 形式
直訳でも意訳でも意味が2つずつ書いてあるのは次のことが理由です。
1. 動作動詞として
この場合は「理解する」という意味です。
理解していいなかった状態から理解している状態への変化を意味します。
You have to understand.「あなたは理解しなければなりません」
2. 状態動詞として
この場合は「理解している」という意味です。
ある過去に理解して今はその後の状態、つまりもう分かっている状態です。
I understand.「理解しています。分かっています」
3. 自動詞として
上記の2つの例はどちらも目的語がないので自動詞です。
4. 他動詞として
目的語を加えて使うことができます。
You have to understand it.「あなたはそれを理解しなければなりません」
I understand it.「それを理解しています。それが分かっています」
これらのことから次のように言えます。
動作動詞と自動詞の組み合わせ
現在形:「(これから)肌で感じる」
過去形:「(ある時点で経験して、そのときに)肌で感じた」
動作動詞と他動詞の組み合わせ
現在形:「(これから)〜を肌で感じる」
過去形:「(ある時点で経験して、そのときに)〜を肌で感じた」
状態動詞と自動詞の組み合わせ
現在形:「(現時点で)肌で感じている」
過去形:「(ある時点で)肌で感じていた」
状態動詞と他動詞の組み合わせ
現在形:「(現時点ではすでに経験した後なので)〜を肌で感じている」
過去形:「(ある時点ではすでに経験した後なので)〜を肌で感じていた」
かなり長くなりましたが、ご参考になりましたでしょうか。
回答
first-hand
「本や人を介して、[間接的](https://eikaiwa.dmm.com/uknow/questions/73348/)に」は second-hand、
これに対して直接「肌で感じる」のは first-hand になります。
肌で感じた[経験](https://eikaiwa.dmm.com/uknow/questions/36537/) first-had experience
肌で感じた知識 first-had knowledge
のように使います。また、たとえば肌で感じた知識であれば、
knowlege gained first-hand
のように first-hand を副詞として使う言い方もあります。
この副詞としての使い方で、
I realized it first-hand through my job experience.(仕事の経験を通じて肌で感じた。)
I learned first-hand that this was not the right way to do it.(これが正しいやり方ではないと身をもって知った。)
のように言うことができます。
回答
experience first-hand
experience first-hand
(肌で)直接体験する
上記のように英語で表現することもできます。
first-hand は「直接」「自分で」というニュアンスの英語表現です。
例:
I want to experience it first-hand.
自分で肌で感じて体験してみたいんです。
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