田舎にまだ残ってますよね。外国人の友達があれは何?と聞かれてうまく説明できませんでした。
動詞「thatch」は「(屋根を)草[わらなど]で葺く」との意味です。
「roof of thatch」の「thatch」は名詞で、「(わら・茅・シュロの葉などの)屋根葺き材料」との意味です。
「thatch」は、古期英語「theccan(覆う, 覆いをする)」を語源としています。
「roof of thatch」の「of」には「~で作った, ~から成る」との意味があります。
(例)
a thatched hut→茅葺きの小屋
a hut roofed with thatch→茅葺きの小屋
a thatch-covered hut→茅葺きの小屋
a thatch-roofed hut→茅葺きの小屋
a thatched house→茅葺きの家
a house with a thatched roof→茅葺きの家
a house with a thatch roof→茅葺きの家
a house with a roof of thatch→茅葺きの家
「cover」は「~を覆う, かぶさる」との意味です。
「thatch-covered」は「茅葺きの」を意味する形容詞です。
動詞「roof」には「(建物の)屋根を葺く」との意味があり、「roof A with B」(A・Bには「名詞」が入ります)で、「Aの屋根をBで葺く」となります。
「thatch-roofed」は「茅葺きの」との意味です。
「茅葺き屋根」とは何かと問われた場合には、
a roof covered in straw or reeds→わらや茅で葺かれた屋根
などと説明できます。
ご利用ありがとうございました。
回答したアンカーのサイト
ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】
かやぶき屋根で思い浮かぶのが岐阜県の白川郷。 添乗員をやっている時に、白川郷の事は historical farm houses と(パンフレットなどに)表現されていました。ただ、そこには「かやぶき」という英語は表記されておりませんでしたが、historical farm houses で、かやぶきを連想させます。(上の階級は瓦ですが、下の階級(農民など)の家は昔はほとんどがかやぶき造りのため)
それでは「かやぶき」を表現できていないような気がする、または表現したい場合は、白川郷の場合は雪おろしをしなくていいように「合掌造り」になっており、合掌造りを英語で表現するとsteep thatched roof になります。 白川郷は「合掌造り集落」ですので、単純に複数形にするとfarm houses with (steep) thatched roofsとなります。
白川郷だけじゃなく、他のかやぶき屋根作りの家にも使える表現です。
お役に立てれば幸いです☆