英語圏では目上の人や上司に対して、「尊敬をもって気遣う」態度を示す習慣がありません。
そのため挨拶をする場合、単に hello や hi(アメリカではOK)というか、またその後にちょっとしたsmall talk(例えば天気の話など)をするのが普通です。
もし上司の元で仕事が進行中の場合、上司は自分に対する敬意よりも、仕事の進捗に興味があると思いますので、前後関係について了承が成り立っているときは、
We're on schedule. スケジュール通り進んでます。
We're ahead of schedule. スケジュールより早く進んでいます。
We're almost done/We almost finished it. ほぼ終わりました。
などのような話をするのが普通だと思います。
英語では日本語のような「お疲れ様です」と誰がどのタイミングでさらっと使える便利なフレーズは残念ながらありません。すれ違いざまの挨拶となると以下があります:
Good morning/ afternoon/ evening/ night!=おはようございます・こんにちは・こんばんは・おやすみなさい
王道中の王道の挨拶ですね。もっと砕けた言い方が望ましければ以下の二つを覚えましょう:
Hey (name)!=~さん、どうも!
Hey!は「よっ!」みたいな感覚です。言い方次第で男らしくも女らしくもなりますのでだれでも使えます。
Hey, how's it going?=どうも、調子どう?
こちらの例としては:
A: Hey how's it going?
B: Good! And you?
A: Not bad, man. Okay, talk to you later.
B: Alright!
と言った感じです。個人的にはとっさに話しかけられてこんな一気にやりとりが出来ないので「How's it going?」「Good.」で私が会話を遮断してしまう事が多いです。でもすれ違いの会話なんてどうせ社交辞令、って事であまり気にしていません(笑)。つくづく「お疲れ様」が便利でスマートなフレーズが思い知らされます。