”talk" という単語は、他の同義語(Synonyms) の ”speak" や "tell" のように「一方的に」、「相手かまわず」というニュアンスの「話す」、「言葉を口にする」という意味ではなく、むしろ逆の「話し合う」、「お互いを理解する」という言葉です。
これはネイティブであれば反射的にもわかっているはず。映画のシーンでもよく ”We need to talk" とか、”Let's talk, honey" などのセリフとよく聞くことがあると思いますが、いずれもただの「話そう」という訳ではなく、「腹据えてお互いを理解し合おう」という意味が自動的に含まれます。
従って、”Do you want to talk?" と相手に聞けばわかってくれるはず。
これより少し強めにするには、”Do you want to talk or not?!" と言えば、「話したいの話したくないの?」という直訳で、ニュアンスとしても「お互い理解し合うための」という全体が入ったフレーズになりますね。
または、”Are you willing to talk?"、これもまた少し強め、直訳すると「話す気あるの?」という表現。同じくまた ”or not?!" なんて付ければさらに強い表現になりますね。もちろん、”talk" という単語を使っている限りは上記と同じニュアンスが含まれます。
最後は、”Do you know what it means to talk?"、直訳すると「“話す”(話し合うをする)という ”talk" という言葉の意味わかってますか?」なんていう言い方、実にキツイ表現ですね。もうこうなったら少し喧嘩腰になっているぐらいかも。
【※ 英語が全世界のどこでも使える、通じる一つの標準語となっている今、必ずしも英語が流暢に使えなくともネイティブの人たちは一般的にすぐにキレたりイラついたりはしませんが、言語能力とは別に「会話力」が無い人たちにはかなり短気であることが普通。今回の例のように、ちゃんと相手の意見も聞いたりすることができない人、当然どこの国でもいますが、本当に嫌ですね~!!】
ご参考まで~!!