通常であれば、It could be interesting to kill her. となるでしよう.この場合は主語は仮主語it,すなわちto kill herです。
一方、sheを主語にしても表現できます。
She could be interesting to kill. 単純に次の文を考えてください。
This book is interesting to read. この本は読むには面白いよ、です。
interestingという形容詞は、興味、注意、好奇心を保持している状態を表すものです。
よってここでは仮定法を使って一歩下がった距離を置いた表現です。
直訳すると、殺すには、彼女は興味等を抱かせるものだよね、よって彼女を殺すのは面白そうだ、と訳してると思います。
interestは動詞で使う場合は、他動詞なので、interesting, interestedと使う場合は注意が必要です、
おっしゃられている文
she could be interesting to kill.
は、
It could be interesting to kill her.
のherを主語の位置に移動させて出来上がった文です。
同様の言い換えは、
他の動詞・形容詞の場合もできます。
It is easy to use this pen.「このペンを使うことは簡単だ」
→This pen is easy to use.
「このペンは使いやすい」
It is difficult to remember this word.「この単語を覚えることは難しい」
→This word is difficult to remember.
「この単語は覚えにくい」
It could be interesting to kill her. は、
「彼女を殺すことは面白そうだ」のようなニュアンスなのに対して、
she could be interesting to kill.
「彼女は殺しがいがありそうだ」
のようなニュアンスです。
以上です。
少しでも参考になれば幸いです(*^_^*)