うちの会社では、嫌な事でも我慢してやらなきゃいけない雰囲気があります。
「嫌な事でも我慢してやる」は、日常、実によく言う表現ですが、英語には、Grin and bear it. という慣用表現があるので覚えておくと便利です。
英訳1:grin は「(歯を見せて)にっこり笑う」、bear は「我慢する」という意味で、それぞれ動詞です。直訳すると「大変な状況や苦しいことがあっても笑ってこらえる」になりますが、「笑ってガマンするんだ」とか、「嫌でもやんなきゃな」といったニュアンスになります。
英訳2:Grin and bear it. をそのまま会話に入れて、「うちの職場は、ガマンガマンの空気がある」といった表現になります。
英訳3:put up with ~ は「〜を我慢する」というイディオム。一般的によく使います。
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エートゥーゼット英語学校
短い文章なので訳すのもそれほど難しくないと思いきや、些細な表現にきっちり対応する言葉がなくて手間取るということは往々にしてよくあります。この場合もそうで、問題の単語は我慢ですね。もちろん単純に我慢を意味する英語がないわけではありませんが、「嫌な事を我慢して取り組む」という概念は合理的な欧米文化圏ですんなり受け入られるものではありません。
なので、この場合は日本語から意は大きく変わっていませんが「我慢して取り組めばいいことがある」というポジティブなニュアンスが自然に加味されてしまっています。もし仮にネガティブなニュアンスが必要であれば、コンテクストで説明を付加しなければなりませんね。
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DMM英会話
この場合、次のような言い方ができますよ。
ーPeople have to put up with a lot of things they don't like at my work. It's not a nice working atmosphere.
「職場ではいろんな嫌なことに我慢しないといけなくて、良い職場の雰囲気ではない」
to put up with「我慢する」
working atmosphere「職場の雰囲気」
ご参考まで!