日本のメールでの礼儀と違い、英語では謝罪的な表現で始めるのは一般的ではありません。
一般的なメール(初めて書く人に対して)の冒頭は下記の通りになります:
1. Salutation
2. Self Introduction
3. (How you learned of the correspondent)
4. Purpose of the email
【ビジネスメール】
1. Salutation
『[~様](https://eikaiwa.dmm.com/uknow/questions/40493/)』の部分です。
Dear Sir/Madam,
Dear Project manager,
To whom it may concern,
2. Self Introduction
『○○と申します。』の部分です。ヨーロッパなどでは苗字を大文字で書くときがあり、日本人の名前はどちらが苗字か分かりにくい場合があるので、個人的には便利だと思うので、この方法で書いています。
Hello. My name is (First name) (LAST NAME). I am (position) at (company).
3. (How you learned of the correspondent)
どのようなルートで送り先の相手の連絡先を入手したか。(もし必要であれば)
"I received your contact through my friend XX."『友人の〇〇から連絡先を教えてもらいました。』
"I have seen your website."『ウェブサイトを拝見しました。』
4. Purpose of the email.
連絡をする目的を冒頭に明示します。
"This email is to inquire about..." 『このメールは…に関する[問い合わせ](https://eikaiwa.dmm.com/uknow/questions/62844/)です。』
"I am writing in reference to..." 『[…に関して](https://eikaiwa.dmm.com/uknow/questions/41759/)ご連絡申し上げます。』
"This email is to request..." 『このメールは…のご依頼です。』
【プライベートのメール】
知人の紹介で、どなたかに初めてメールで連絡を取るときです。
基本的には上記の【ビジネスメール】と同じです。
1. Salutation
名前がわかっているはずなので、頭にMr.またはMs.をつけて書きます。女性が既婚者であると確信できる場合のみMrs.を使用してもOKですが、Ms.が無難です。
Dear Mr. XX,
Dear Mrs. XX,
2. Self Introduction
『○○と申します。』の部分です。
Hello. My name is (First name) (LAST NAME).
3. (How you learned of the correspondent)
【ビジネスメール】と一緒です。特に知人からの紹介の場合は、その旨を書くと話が通じやすいと思います。
4. Purpose of the email.
連絡をする目的を冒頭に明示します。
"I am writing in reference to..." 『…に関してご連絡申し上げます。』
"This email is to ask you about..." 『…に関して聞きたいのでメールしました。』
後者の方がフレンドリーです。
色々なパターンがあるので、これで全てとは言えませんが、ご参考になれば幸いです。
蛇足ですが、間柄にもよりますが、一通目のメールを送った後、返信がとてもフレンドリーな場合があります。返信が”Hi Aya,”と始まっていた場合は、"Hello, XX(ファーストネーム),"などと返してOKです。
通常のメールの挨拶として一番よく見かけるのは「I hope this email finds you well」ですが、「[突然](https://eikaiwa.dmm.com/uknow/questions/34474/)びっくりさせてすみません」といいたいときに1番目のように言うこともあります。「out of the blue」は「突然」の定型表現です。
2番目の文章は、「しばらくだね。どうしてた?」という感じなので、相手を知っている時にのみ使える表現です。
contact = [連絡する](https://eikaiwa.dmm.com/uknow/questions/1848/)
out of the blue = 突然
it's been a while = 久しぶり
how have you been? = 元気にしてた?
Sorry for contacting you out of the blue.
突然のご連絡失礼します。
上記のように言うことはできますが、メールで「突然のご連絡失礼します」と言うのは、あまり一般的ではないかもしれません。
なので、上記は「突然のご連絡失礼します」というニュアンスを伝えるための訳文ですが、必ずしも必要ではないと思います。
お役に立てれば嬉しいです。
またいつでもご質問ください。
こんにちは。
さまざまな言い方ができると思いますが、下記のような英語表現はいかがでしょうか:
I apologize for the sudden message.
突然のご連絡申し訳ございまぜん。
apologize は「謝る」という意味の英語表現です。
sorry よりも丁寧な印象があります。
ぜひ参考にしてください。