If you want to use that toy, you need to say" Can I use it please?"
私にも2歳児がいます。
発達上、2歳ではまだ世界は自分中心。
自分のものは自分のもの、人のものも自分のものです。
今、ほしいものはほしい。
誰かが使っていても、いま欲しい!!
そんな年齢です。
お友達の気持ちがわかり、おもちゃを取ったらお友達が悲しんでしまうと
相手の気持ちを推し量るようになるのはもうちょっとあと。
そんな2歳児の成長を踏まえた表現をご紹介します。
私は、子供に何かを伝えるときはできるだけ
Don't~
No~で始まる言い方は避けるようにしています。
子育てでは、ついつい~しないで!って言いたくなる連続ですが、
1日、Don't, No!って言われたら子供も気が滅入ってしまうし、
言うこちら側もいやになっちゃうから。
ママも子供も、お互いがハッピーでいられる表現を使いたいと思うのです。
私が、子供たちに使っている表現を紹介しますね。
ポイントは、”ママが望む行動”に焦点を当てることです。
子供にしてほしくない行動ではなく、してほしい行動を伝えるんです。
Can you share your toys with your friend?
お友達とおもちゃをシェアできる?(一緒に使える?)
I want you to share your toys with your friend.
ママは、あなたにお友達とおもちゃを仲良く一緒に使ってほしいのよ。
If you want to use that toy, you need to say" Can I use it please?"
もしも、そのおもちゃが使いたいときは、”使ってもいい?”って聞こうね。
子供が使いたいおもちゃを指しながらいうといいですね。
2歳さんには、短くシンプルな表現がおすすめです。
余談ですが、人間の脳は、
言われた動詞を理解するようにできていると、脳科学を学んだ時に習いました。
例えば、
Don't take toys from your friends.
ならば、Don'tを除いた take toys from your friends.を脳は優先的に理解するので
take toys from your friends.というメッセージを受け取ってしまうと。
Don'tとか、No~は、脳は優先的に情報処理しないから
相手にこうしてほしいという動詞を使って、メッセージを伝えましょうということだそうです。
おもちゃの貸し借りならば、
Don't take よりも Share(共有する)を使って
こうしてほしいという思いを伝えるのはおすすめですよ。
質問者様の質問への直訳にはなっておらず、申し訳ありません。
こんな表現もあるという参考になれば幸いです。
You can't just grab the toy that someone is playing with.
Don't try to take something that your friend is playing with, okay?
「取る」は簡単に最初の例のように"take away"か三つ目に書いたようにもっと簡単に"take"でもいいですよ。
その他、二つ目に書いた"grab"は「つかむ」という感じです。
最初のは「友達からおもちゃを取り上げないように。」
二つ目は「誰かが遊んでいるおもちゃをいきなりつかまないで。」
"You can't~"で「そんな〜なんてできないわよ!」という感じです。
三つ目は「お友達が遊んでるものを取ろうとしないでね、わかった?」
okay?で念を押しています。
あと、貸してと言ってね、の部分は
"If you want to play with something that your friend is playing with, ask him/her if you can use it later when he/she is done."
ちょっと長いですが、
「友達が遊んでいるもので遊びたかったら、終わったらあとで使わせてと聞いてみなさい。」
"He/She is done (using it)"で「彼・彼女が終わったら」ということで使い終わったら、という意味になります。
"Ask nicely, 'Can I use it after, please?'"
「『それ、あとで使ってもいい』と丁寧に聞いてね。」
というのも一つの言い方ですね。
お友達が使ってるオモチャ取らないでね、は以下のようになります。
子供とのやり取りでは、わかりやすいシンプルな英語を使います。
「NO+動名詞」の形を覚えれば、子供たちに言う「~しないでね」「~はだめよ」が言えます。
1)No taking toys from your friends!
=友達からおもちゃを取っちゃだめよ
Take ○○from 場所、で「場所から○○を取る」という意味。
例)
No taking a toy from the toy box
=おもちゃ入れからおもちゃを取っちゃだめよ
2)No grabbing a toy away your friend's hands!
=友達からおもちゃを取っちゃだめよ
GrabはTakeよりも*力を込めて無理やり取り上げる*と言うニュアンスがあります。
無理やりお友達が持っていたおもちゃを取り上げた時は、こちらを使います。
Grabは「ぎゅっとつかむ」と言う意味も。
「髪の毛掴まないで!」などは、Grabを使って「No grabbing hair!」など言えます。
「(ぎゅっと)掴まないで」は No grabbing となります。