★【基本動作-come】+【どういう風に-off】
★come は「こっちに向ってくる」動作です。人、もの、目に見えない無形のもの(状況、感情)などにも、動きの原理が同じであれば使えます。※日本語は、対象となる物によって、「取れる、外れる、はがれる、ぬげる」など、いろいろな言い方をしますので「come off= 取れる」という紐づけをしないのが、応用のコツです。
★off は「もとはon」していたということになります(その部分はもともとは[おもちゃ](https://eikaiwa.dmm.com/uknow/questions/52589/)の一部としてくっついていた)。また、もし、もとはinしていた(その部分がおもちゃの中にくっついていて、それが出てきてしまった)のであれば、outを使うのがぴったりです。
★【時制ポイント】今、目の前で「あ、取れた」というイメージが It has come off. (comeした状態を今も持っている=has)です。 これが過去形になりますと、取れたけど、今はどうなっているか分からない状態(英語の過去形は今に影響しない)ので、日本語の「~た」に惑わされないように注意しましょう
参考にしていただけますと幸いです☺
[おもちゃ](https://eikaiwa.dmm.com/uknow/questions/52589/)の[部品](https://eikaiwa.dmm.com/uknow/questions/86632/)が外れたり壊れてしまったりしたときに
The thing came off.「取れちゃった」
と子どもが言っている場面をアメリカの家庭でよく見ました。
このときのthe thingはこの言葉だけで具体的に何かを指しているというよりも、「実物を見たら分かるもの」くらいの使い方です。
Mom, look. The thing came off.
「ママ、見てー。取れちゃった」
What came off? Oh, but don't worry. I'll put it back on.
「何が取れちゃったの?あらまぁ、でも心配しないで。[元に戻して](https://eikaiwa.dmm.com/uknow/questions/83228/)あげるわ」
このような会話をよく見聞きしました。
Chiemiさんご指摘のように、「今も取れている」という意味では現在完了形が本来は適切でしょう。
ただ、現実には「取れた実物を手に持って」「その場で」発言することも多く、つまり状況的に部品が取れてしまっているのは見れば明らかですから、そのような場合には単純な過去形で表現することが手っ取り早く好まれることもあります。
特にアメリカ英語では過去形が現在完了形の代わりに用いられる傾向が強くあります。
最近はイギリスにもアメリカのテレビ番組などの影響でそのような英語が浸透しつつあるとも言われています。
言葉の使い方の変化や広がりが感じられる良い例と言えるのではないでしょうか。
ご参考になれば幸いです。
It came off!
取れた!(取れちゃった!)
上記のように英語で表現することもできます。
come off は「取れる」という意味の英語表現です。
例:
Mommy, it came off! What should I do?
ママ〜、取れちゃった!どうすればいい?
<ボキャブラリー>
came off = 取れた
what should I do = どうすればいい?
お役に立てればうれしいです。
またいつでもご質問ください。