バレンタインデイなんてお菓子会社のマーケティング戦略の一環です。
“業界の陰謀” = “an industrial cabal” と言いますが、一般的ではない専門用語となりますので “陰謀” という言葉を表現で “booby trap”(罠)、“conspiracy”(陰謀)、または “scheme”(悪巧み)などの単語を使う表現もありますが、これらの単語はいずれも少し硬い表現になってしまうことがあるかもしれません。。
一方、英語では“如何に普段使う簡単な単語を並べて表現するか”がネイティブの普段の言葉、自然な表現であり、コミュニケーション力をもった人の言い方になりますので、いくらドンピシャの言葉でも直訳で難しい単語を使った表現が必ずしも一番自然な言い方になるとは限らなかったりしますね。
またバレンタインデーが“チョコレート業界の陰謀”というのも日本ならではの独特なスタイルになっているものです。英語を使うことは日本語を話さない人との会話ですので、これもまた必ずしも我が国で当たり前のことが他国でも常識になっているということではありません。
少なくとも米国ではチョコに限らず、また逆に女性から男性だけではなく、“異性問わず”(米国ならでは)好きな人に告白する、というお祭りです。チョコに限らず単なる手紙を送ったり、メッセージカードや手作りのもの(食べ物に限らず)だけの場合も一般的にはよく見られる光景ですね。従って日本でバレンタイデーの逆と言われている“ホワイトデー”だって日本特有のもの。アメリカ人に言っても何のことかさっぱりです。
従って上記例文を英語で言う時は最後に“in Japan”(日本では)と付け加える必要があるかもしれません。
最初の例文では“just another”( “またただの”、“もう一つの○○に過ぎない”)と入れて、“to make money”(金をかせぐ)ための“plot”(たくらみ)と表現し、“○○なんて”というニュアンスを表現してます。
また二個目の例文では“excuse”(言い訳)という言葉を使って業界による“一つの手段”というニュアンスを入れた別の言い方ですね。
回答したアンカーのサイト
H.K. English
英訳1のschemeは「計画、陰謀」と意味なので、marketing schemeで「販促のための手段」という意味を表せます。英訳2のtoolも「道具」なので、ほぼ同じニュアンスになります。
英訳3は「バレンタインデーはただの”ビジネス”だ」のようなシンプルな言い回しでも十分意図を伝えることはできます。
回答したアンカーのサイト
エートゥーゼット英語学校
直訳で
バレンタインデーなんてチョコレート業界のマーケット戦略じゃん!
だからチョコは買わないけど、くれるなら貰う。
So I won't buy but I won't refuse it if you give me one.
Let me say, the chocolate companies have set up Valentine’s Day celebration for their sales.
Let me sayで「言わせてもらえば」とちょっと前置きするのもいいかもしれません。set up は仕組んだこと、たくらみ という口語なのでこれを使うのはどうでしょう。