最近は日本語から英語になった言葉が増えてきています。ゲイシャ、スシ、サムライ、ホンチョ(班長)などの古典的なものだけではなく、カワイイ、オタク、アニメ、センパイなどのサブカル系の他、フトン、テリヤキ、パンコ(パン粉)、スコシ(少し)、センセイ、など意外なものもあります。
英語には言い表す言葉がないので、日本語から採用した方が良いのではないか?などと言われている言葉もあって(心、木漏れ日など)実は積ん読も、英語になったら良いのでは?と言われている言葉の一つです。
「積ん読とは世界中の本好きがやってしまうことで、新しく買った本を読まずに積み上げておくこと」というように説明されていることが多いです。
オックスフォード辞典では以下のように説明されていました。
”Tsundoku is a Japanese word that has no direct synonym in English. It means, ‘the act of leaving a book unread after buying it, typically piling it up together with other such unread books.’ This may be similar to being buried under a pile of unread books, which is every book lover’s reality.”
ずいぶんあちこちで見かけるようになりましたので、英語になる日は近いかもしれません。
I have many books in my room that I haven't read yet.
I have a pile of books I haven't read yet.
「積ん読」のような慣用句が英語にもあることは期待せずに、
その意味するところを英語で表現することをおススメしますよ。
「まだ読んでいない本が部屋にたくさんある」
I have many books in my room that I haven't read yet.
と言えば、積ん読になりますよね。
「積んでいる」ニュアンスまで、もし表現したいなら、
a pile of books のように言えばよいでしょう。