TPPに関して、対象国が大筋合意したと言う英語は:「Nations participating in TPP negotiations reached ① agreement in principle, pending legislative approval」と言います。
もちろん、「① Agreement in principle」は大筋合意ですが、各国の議員らがTPPを認証しなければならないと発効されないので、「pending legislative approval」を後に付け加えました。
ジュリアン
TPP (the Trans-Pacific Partnership) has reached a basic agreement lowering and or removing tariffs on farms, dairy, and many other food related items.
「農産物や食品など幅広い品目で関税が撤廃・削減される(TPP)の大筋合意」
環太平洋パートナーシップ協定(TPP): The Trans-Pacific Partnership
農産物:farm produce
関税:tariffs
撤廃:eliminate, remove
削減:reduce, lower
例文) The 11 countries reached a broad agreement on the Trans Pacific Partnership (TPP). (意味)TPP参加11カ国が大筋合意した。
大筋合意は「だいたいの枠組みは決まったけど、まだ話し合うべき細かい点はたくさん」という状態です。いわゆる官僚的な表現ですので「合意した」というように断定的な表現をしてしまうと「誤訳だ」と揚げ足を取られてしまいます。政治家や官僚、ジャーナリストはこの曖昧な表現が好きなので「大筋=broad」と頭の片隅に覚えておくとニュースを読むときに役立つかと思います。