★ 訳
「歯ブラシが口の中にある状態で走らないで」
★ 解説
・with A in B「B の中に A がある状態で」
これは「付帯状況」と言われ、with を使って表すことが非常によくあります。
何か他のことをしているときに、そのときの状態を with を使って表します。
例)
I slept with my glasses on. (on は副詞)
「僕はメガネをかけたまま寝た」
my glasses(メガネ) が on(顔にのっかってる状態)
She said good-bye with tears running down her cheeks. (running down... は分詞)
「彼女は頬に涙を流しながらサヨナラと言った」
tears(涙) が running down on her cheeks(頬を伝って落ちている状態)
Don't speak with your mouth full.(full は形容詞)
「口を(食べ物で)いっぱいにして話さないで」
your mouth(あなたの口)が full(いっぱい/満タンの状態)
これらのように、with + 人や物 + 副詞/分詞/形容詞/前置詞句 などで
「人や物が〜の状態で」という付帯状況を表すことができます。
ご参考になりましたでしょうか。
"Don't run around with a toothbrush in your mouth."
- "Don't run around with a toothbrush in your mouth."
「口に歯ブラシをくわえたまま走り回らないでください」。 "run around" は"走り回る、駆けずり回る"という意味で、子どもが元気よく活動する様子をよく表します。
- "Be careful, don't run with a toothbrush in your mouth."
「気をつけて、口に歯ブラシをつけたまま走らないで」。 "Be careful" を前置くことで、子どもに対する注意喚起をより強調します。「危ないよ」という親の意図が明快に伝わるでしょう。