(1)Roughly speaking, we are transferred every four years.
(2)Once you are transferred, you won't be transferred again for about four years.
★ 訳
(1)
直訳:「大雑把に言って、私たちは四年に一度、転任/転属させられる」
意訳:「大雑把に言って、私たちは四年に一度異動がある」
(2)
直訳:「一度転任/転属させられると、約4年間はもう一度転任/転属させられないだろう」
意訳:「一度異動になったら4年くらいは異動はないだろう」
★ 解説
シンプルに言ったり、誰を主体とするのかによって色々な言い方が考えられるので2つの例を挙げました。
(1)
自分の会社での慣例を説明する場合はこんなふうに言うと思うものを挙げました。
この場合、話し手である自分や聞き手を含めて「この会社にいる我々は」というイメージです。
・roughly speaking「大雑把に言って」
形容詞の rough(おおよその、大雑把な)に ly を付けて副詞にしたものです。分詞 speaking につけてこのような意味になります。
文法上の分類では「独立分詞構文」と呼ばれるもので、用語を聞くと硬い表現に思えますが、日常会話でも使います。
・transfer(〜を転任/転属させる)
他動詞でこのような意味になので、通常は受動態にして使います。
「転任させれられる」=「異動がある」
そういう慣例、習慣であるという意味を出すために we are のように現在形を使っています。
注意するポイントは過去形と過去分詞形では transferred のように、red を語尾に付ける点です。間違って ed だけ付けないようにしましょう。
・every four years「四年に一度」
every が「〜毎に」を表します。「十分に一度」なら every ten minutes です。
(2)
(1)と比べて少し説明的な言い方ですが、このように you を主語にして一般論を言うことができます。しかし今回のように、ある特定の会社での慣例や文化の中での一般論にも使えます。
・once「一度〜すると」
副詞として使うと「一度」という意味です。
I've met her once.「私は一度彼女に会ったことがある」
しかし英訳例のように節を導く接続詞として使うと「一度〜すると」という意味で使えます。
Once you are transferred「一度転任/転属させられると」
ご参考になりましたでしょうか。
Once you are transferred to another department, you won't be transferred for the next four years.
Personnel changes take place every 4 years.
おっしゃられている内容は以下のようにも表現できると思いました(*^_^*)
Once you are transferred to another department, you won't be transferred for the next four years.
「いったん別の部署に異動になると、次の4年間は移動になることはありません」
Personnel changes take place every 4 years.
「人事異動は4年ごとに行われます」
be transferred to「~に異動になる」
personnel change「人事異動」
take place「行なわれる」
以上です。
少しでも参考になれば幸いです(*^_^*)
★★大阪カフェレッスン英会話講師 KOGACHI