"only because" と言うと実際の訳は「~だけだからと言って」という直訳にはなりますが、文脈によっては「~なだけに」、「~であるだけに」という意味でどちらかと言うと否定形よりは肯定的な意味を表す表現になってしまいます。
”only because they are public officials" =「公務員だけに○○することができる」
従って、否定的な意味で表現する場合は ”only" を ”just" に変えた表現がよく使われます。
というのも、”just" も ”only" も単語としての直訳は「だけ」、「ただの」という形容詞になりますが、その違いは ”just" が「単なる」、「何も特別な特徴が無い」、「つまらない」というニュアンスの否定的な「ただの」、または「~だけ」という単語に対し、”only" は「唯一の」、「一つしかない」という「1」という数字を強調した「ただの」、または「~だけ」というニュアンスを持つからです。
従って、「公務員だからと言って民の個人情報に対する特別な権利があるというわけではない」というように否定的なニュアンスをもたせた表現にする場合は、”Just because they are public officials doesn't mean they have the right to accessing private information of us citizens." のような表現になります。
少しでも参考になれば嬉しいです♪
becauseを使わない言い方もできます。
Haraさんが最後に挙げている全文訳の最初の部分を
To be a public official(公務員であること)
という主語に変えれば、
To be a public official doesn't mean one has the right to access private
information of the citizens.
のようになります。(単数にしたので後半の主語もそれに応じて変わっています。)