「それだけで」は日本語に訳しにくい表現ですが、たとえば、
「それだけで十分だ」のようなフレーズの場合は、That's enoughのように、「だけ」を無理に訳さないほうが自然な英語になります。
しかし、どうしても「だけ」を訳したいと思うなら、justという副詞を使って文章が作れます。
I'm happy just because of that = それだけで嬉しいです
I'm happy just to see you = あなたに会えるだけで幸せです
「それだけで」という表現の英語版には様々な可能性がありますが、一番適切なのは状況によるものです。 一般的には"just that"や"just for that"などの表現が近いと言えます。
例えば、「それだけで十分」という意味であれば、"just that is enough"と言います。この場合の"that"は指している物事、動作を表す代名詞で、「それだけ」の"それ"に当たります。
また、「それだけで幸せ」という意味を表す時は、"I'm happy just for that"や"I'm happy with just that"と表現できます。ここでも"just"は「それだけで」の"だけ"に相当し、"for that"や"with that"が「それによって」を表しています。