(1)However hard I try, my efforts have to be recognized by my boss to get a better evaluation.
(2)No matter how hard I try, what really matters for a good evaluation is whether the efforts that I make are actually recognized by my boss.
こんにちは。
回答を書こうとしてたらYoshikoさんがすでに!となってしまったので、違う視点で書いてみました。
かなり丁寧にしてしまった笑ので、長くなってしまいましたが、いろんなニュアンスの話なども入れてありますので、ぜひお読みになってください。
まずは(1)と(2)に共通する部分の解説をします。
★主語について
英訳例に挙げた文ではどちらも主語を I にしています。you の場合は一般論としての論調になるので、「誰であろうと良い評価を得るには。。。」というニュアンスが出ます。また同じ職場内で同僚と話すときも you が使え、「自分だけでなく同僚の君たちも含めてうちの会社では」というニュアンスが出ます。この場合は愚痴を同僚と言っているときに使えますね。さらにこの場合には主語を we にしてもOKです。
おっちゃんぬの回答では「仕事の愚痴な話」であることを考えて、あくまでも「自分のこと」という視点で I を使い、「職場外で友人や家族に話している」ようなイメージにしました。この場合は話し相手は話題に含まず、自分の職場での自分の状況を第3者に伝えるというニュアンスが出ます。
次に「どんなに努力したって」を表す however hard, no matter how hard の部分を解説します。Yoshikoさんが言われるように no matter 〜 のほうが口語的ですが、それ以外の情報も一緒に整理しておこうと思います。
★ -ever の場合 いずれも助動詞 may を -everの部分のかたまりに入れてもいいです。しかしその時制が過去形の場合には入れません。-ever の中でも慣れていないと違いが分かりにくいものを主に挙げてみました。
・whatever 何であろうと
Whatever you say, I'll do it on my own. 君が何を言おうと、僕はそれを自分でやる。
・whatever + 名詞 どんな〜であろうと
Whatever reason you give me, I won't forgive you. 君にどんな理由があろうが(君がどんな理由を僕に与えようと)、僕は君を許さない。
→補足 「なんだっていいさ」のようにぶっきらぼうに返事するときに Whatever. と一言で返事をすることもよくあります。
・whichever どちらであろうと
Whichever you choose, you will find it useful. どちらを選んでも、君はそれが役に立つと分かるだろう。
・whichever + 名詞 どちらの〜であろうと
Whichever book you read, it will help you solve your problem. どちらの本を読んでも、それは君の問題を解決するのに役立つだろう。
→補足 「どっちでもいいさ」のように言うときには Whichever. と一言だけで返事することもあります。
・however どのように〜しようと(副詞として手段を表す)
However you go there, it won't cost much. どのような交通手段で(どのように)そこに行こうと、それほどお金はかからないだろう。
・however + 形容詞 どれだけ〜でも
However tired we are, we have to work to feed our kids. どれだけ疲れていようが、子供たちに食べさせるために働かなければならない。
→補足 「しかしながら」という意味の逆説のつなぎ言葉としても however を使います。
I know you want to work to save money. However, you really need some rest. 君が貯金をするために働きたいのは分かる。しかし君には休息が必要だ。
これでおよそ重要なポイントはすべてかと思います。上記のは一部の例外をのぞき、すべて no matter what のように no matter + 疑問詞 に置き換え可能です。例外は逆説を表す however、補足に書いた一語で答える whatever、whicheverです。これは no matter how などに置き換えることはできません。
★ ではここから先は(1)(2)それぞれについての説明です。
(1)However hard I try, my efforts have to be recognized by my boss to get a better evaluation.
・my efforts 「私の努力」
effort は可算名詞で、例のように複数形にして使われることが多いです。
・recognize 「認識する、分かる」
英訳例では受身になっていますが。have to 〜「〜しなければならない」に be recognized を続けて「分かってもらえなければならない」という意味になっています。ご質問文の「伝わらなければ」はそのまま英語にできず、このようになります。
I couldn't recognize his face.「彼の顔を見ても誰か分からなかった」のように使うこともあります。
・to get 〜 「〜を得るために」
・evaluation「評価」
(2)No matter how hard I try, what really matters for a good evaluation is whether the efforts that I make are actually recognized by my boss.
・what really matters 「本当に重要なこと」 文中で主語になっています。
ややこしいですが、関係代名詞の what で「〜もの・こと」と訳します。ぜひ参考書でお調べになってください。そして動詞の matter 「重要である」が来ています。よく会話でも It doesn't matter. 「重要ではない、問題ではない、関係ない」の意味で使われることがあります。
・for a good evaluation「良い評価にとって」
what really matters for a good evaluation で「良い評価を得るために重要なこと」という意味です。ここまでで文全体の主語になっています。そして次にくる is 「〜です」の後に主語の内容が来ます。
続きの部分は分かりやすくするために、一部を省略してご紹介します。
・whether the efforts are recognized by my boss
・whether 「〜かどうか」 + the efforts are recognized by my boss「自分の上司に努力が認識される」
=「努力が自分の上司に認識されるかどうか」
・the efforts that I make 「私が作る(する)努力」
これは関係代名詞の that が使われています。 the efforts + I make them で、efforts と them が同じものを表すので、them を関係代名詞 that にしてできたものです。詳しくは文法参考書の「関係詞」の章で「目的格の関係代名詞」をご覧ください。
・actually 「本当に、現実に、実際に」
ここまでを合わせると、この英文の和訳は「どれだけ一生懸命にやっても、重要なのは自分の努力が実際に上司に認められるかどうかだ」です。
以上、大変長くなってしまいましたが、お役に立てたでしょうか。
No matter how hard you (may) strive, your evaluation won't improve unless your boss recognizes it properly.
However hard you (may) strive, you can't gain higher recognition if you don't receive full recognition from your boss.
「どんなに努力したって、ちゃんと上司に伝わらなければ評価はあがらないんだよね.」は
No matter how hard you may strive, your evaluation won't improve unless your boss recognizes it properly.
あるいは
However hard you strive, you can't gain higher recognition if you don't receive full recognition from your boss.
などということが出来ます。
どんなに~したって
no matter how ~you (may)~
however ~you (may)~,
努力する
strive
評価
recognition
~しなければ
unless ~ あるいは、 if you don't~
なお、no matter how の方が、however ~より口語的です。
It doesn't matter how hard you worked. If your supervisor isn't aware of it, you won't get a better evaluation.
It doesn't matter how much effort you put in your work. If your supervisor isn't aware of it, you won't get a better evaluation.
No matter how hard you work, if you don't let your supervisor know (what you've done), you won't get a better evaluation.
英訳1:It doesn't matterは「関係ない」というときの常套句です。その後に続くhow hard you workedは、「どんなに一生懸命働いても」という意味です。
be aware of ...は「…に気づく」、better evaluationは「よりよい評価」という意味です。
You can't get a better evaluation if you don't tell your supervisor how much work you put in.
英訳2:how much effort you put in your workで「仕事でどれだけ努力しても」という意味です。
effortにはputという動詞を使うことがポイントです。put great effort into ...で、「…に熱心に取り組む」という意味です。
英訳3:no matter how ...で「どんなに…であろうとも」、let ... knowは「…に知らせる」という意味です。
その他の表現:
- It doesn't matter how much work/effort you put in if you don't let your supervisor know.
- It doesn't matter how much effort you put in if your supervisor doesn't even know about it.
- Even if you work really hard, your supervisor won't give you a better evaluation if you don't tell her.
*even if ...「たとえ…だとしても」