神林先生、鈴木さんの英語ならではの誰もが知っている有名な “ことわざ” に付け加え、他の同じ意味のものもまた紹介しますね。
Get up on the the wrong side of the bed.
これはとにかく丸一日何をやってもうまくいかない時、またはついていない不運が連続続く時によく使う一句。直訳すると “(今日は)ベッドの(いつもとは)違う側から起きてしまった” という意味。毎日の習慣とは違う行動で動いたが故にどうしても違う結果となることが連続して続くような時に使う表現ですね。
例:I think I got up on the wrong side of the bed today.
(今日はついていないや。)
It looks like you got up on the wrong side of the bed today, pal.
(今日はついていないみたいだね。)
It never rains but pours.
雨が降っていると気付く時はいつも土砂降り。災難が起きるときは重ねてやってくる、という意味。
Between a rock and a hard place.
これは鈴木さんが紹介してくれた “Out of the frying pan, into the fire” という “ことわざ" の別バージョン。「固い岩の上かめっちゃ固い場所の上」のどちらかを選ばないといけない、例えば横になる時という意味で。つまり、ついていない不運な選択肢しか残っていない時などに使えます。
例:Everything's between a rock and a hard place for me today!!
(今日はとにかくずっとついていないことばかりじゃん!)
Everything has been like a rock and a hard place for me these days!!
(最近はずっとついていないことばかりが続くのよ~!!)
また “ことわざ" ではなく、熟語でも “NOT MY DAY" (ついていない日) というふうに簡単な表現もまたできます。
Just not my day everyday for the past few weeks.
(毎日ついていない日がここ数週間続いているよ)
どれもまた他の先生の内容と合わせて参考になればと思います。
がんばってくださいね~♪
どちらも「一難去ってまた一難」に近い意味をもつ英語のことわざです。
①を直訳すると「フライパンを飛び出して火の中に入る」となり、「一難去ってまた一難」を意味します。通常は「小難(フライパン)を逃れて大難(火の中)に陥る」という意味合いとなります。
②については、
Misfortunes seldom come singly.
Misfortunes never come alone.
Misfortunes seldom come alone.
などと言うこともあります。
「misfortune」は「不幸な出来事, 災難」、「alone」および「singly」はともに「単独で」を意味し、「不幸は単独では来ない」となります。
②は「泣きっ面に蜂」に対応する英語のことわざとして紹介されることもあります。
①については、「jump [leap, fall, be] out of the frying pan into the fire」などとして文中に用いられることもあります。「jump」、「leap」、「fall」を用いる場合には、「out of」の代わりに「from」を使うこともあります。
(例)
My goodness, talk about out of the frying pan into the fire.→何てことだ。一難去ってまた一難とはまさにこのことだ。
Is it a case of 'out of the frying pan, into the fire'?→「一難去ってまた一難」ということなのだろうか。
She may have jumped out of the frying pan, into the fire.→彼女にとって、一難去ってまた一難となるかもしれない。
I jumped out of the frying pan into the fire.→小難を逃れて大難に陥ってしまった。
I didn't want to jump from the frying pan into the fire.→「一難去ってまた一難」とはしたくなかったので。
Sacking Van Gaal to bring in Mourinho would be like jumping from the frying pan into the fire.→ファン・ハールを解任しモウリーニョを招聘(しょうへい)すれば、一難去ってまた一難の事態となるだろう。
「talk about ~」には「まさに~とはこのことだ」という意味があります。
「sack」は「(人)をクビに[解雇]する」という意味です。
ご利用ありがとうございました。