驚くかもしれませんが、英語のメールは日本語のように、「[お世話になります](https://eikaiwa.dmm.com/uknow/questions/6711/)」、「[お疲れ様です](https://eikaiwa.dmm.com/uknow/questions/39166/)」などのお決まりのフレーズは存在しません。
おおよその場合は「Dear 【相手の名前】」から始まり→本件の内容に飛び込むという、非常に直接的な流れになります。
英語と日本語のメールの形式が、なぜこれほど違うかと言いますと(メールに限らず手紙、会話でもある程度そうだと思いますが)、
海外では、人間関係の捉え方そのものに、異なる部分が多いからだと思います。
ご参考までに、英語のメールの一般的な冒頭を以下に作成しております:
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Hello Mr. Wayne,
(↑簡単な挨拶)
A mutual partner of ours has informed me that you are an avid fan of golf. I was wondering if maybe we could talk business over at the course next week?
(↑本題へ突入)
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基本的な流れは「Hi」などの簡単な挨拶から始まり、
「お世話になっております」などと言及せずに、すぐに本題へ突入します。
無理やり翻訳する場合、
「お世話になっております」→「I am grateful to you.」、「I appreciate everything you have done.」
などになりますが、極めて不自然なので、推奨しません。
敢えて使うなら、なんらかの形で今までのやりとりにつないでおいた方が、無難かと思います。
「先日の商談の件でお世話になりました」→「Allow me to thank you for the other day's business meeting.」
「息子が大変お世話になっております。」→「Regarding my son, you have my sincerest gratitude.」
などなど。
・I hope all is fine.
・I hope you are doing great.
・I hope all is well.
海外の英語ネイティブのクライアントからのメールの冒頭で、これらのフレーズがよく使われているのでご紹介します。
Hi, xxx,
I hope all is well.
We have a new booking request for you from our customer. ...(続く)
という具合です。
日本語と意味は違いますが、本題へ入る前のワンクッションとして使われています。
Sachiko informed me you want to know how to start an email.
Here are some tips that might help you.
AJさんのおっしゃるように、この言葉は英語にはないし、メールの出だしに句言う言葉を多く必要もありません。Dearで始まって、Sincerely で終わっていれば十分丁寧なメールなので、心配せずに書いてください。
でも用件をずばっと言わなくちゃと無理矢理心遣いを捨てる必要もないです。自分の心に正直であるほうが、誠実な印象をあたえるからです。もしもやりとりが長い相手であれば、
I am happy to work with you again(またいっしょにお仕事できてうれしいです)などと書いても良いのです。
書き出しに悩むのであれば、英文メールは
「メールを書くに至った理由」→「自分や会社につて知っておいて欲しい情報」→「伝えたいこと」と書いていくと良いのだと言うことを覚えておくと良いかもしれません。
AJさんの例でもまず「ゴルフ好きだとお聞きしたので」と始まっていますよね。ここが「いつもお世話に」に相当する部分だと思っていただければ良いと思います。
お役に立てたら幸いです。
ビジネスメールは相手の時間をとらない事を優先してください。
長い文章を読まされるのは時間が無い人にはかなりの苦痛です。
短くしないと、読んでもらえないと考えて頂いて結構です。
他の方も書かれていますが、「お世話になっています」と文頭で言う必要はないと思います。
それなりのレターでしたら、Dear Mr. xxxxx とか Dear Ms. xxxxx で始めて、さっさと文章の目的を書いてください。
実際のビジネスではメールで書く場合、Dear Joe-san とかって日本語の敬称の「さん」を付けて始めてたりもします。
この場合においても、次に書くべきことはメールの目的を書きます。
あまり天気が良いですねとか、そちらは雨が降っているそうで、とか余計な事はいりません。
かえって嫌がられます。
理由もちゃんとあります。
最近はメールを見るのもスマホで見たりします。
特にアメリカやヨーロッパでは、ブラックベリーなんて面倒くさいガラケーもどきモノが未だに結構たくさんあります。(個人的にはやめてほしいんですが。。。なぜかエライ人が使ってたりします。。。)
小さい画面に外人が指でチマチマとした作業をする際に、お天気がいいですねとか言われると、天気の話をしたくてメールしてきたのか?って事になってしまいます。
当然、読んでもらえません。
某グローバルな銀行で仕事をしておりまして、よく日本人が書いてるメールを見るのですが、ぱっと見でその人が英語にある程度慣れてる人かどうかがすぐ分かります。
慣れてない人は、やたらと文章が長い傾向にあります。
慣れてる人(ネイティブの英語も含めて)は単刀直入です。
日本人から見ても、長い英文でダラダラと挨拶を書いているのは恥ずかしくすら思います。
英語の文章ってそういうものですので、そう思っていただいて構わないと思いますよ。
例えばメールの返信が遅いなんて事もあると思うのですが、そういう場合は、
Hi, Joe-san
Did you see my email that I sent a week ago about xxxx?
これで終わり。
これで、前のメールをすぐに探しに行ってくれます。
長いと下までいかないと分からないので、また読んでくれなくて放置されますので、短くする事を心がけましょう。
丁寧にしなくていいと思います。
あまり面識がないなどで、どうしても、それらしい事を言いたのであれば、英訳例としてあげたThank you so much for your continued support. を最後に一言入れてあげてください。
この場合においても、最後に一言で十分です。
この一言でメールが終わったことが分かるので、それ以上は読んでくれません。
この後で、追記とかやめましょうね。
スクロールしてくれないと思ってください。
実は日本語の「お世話になります」という表現に直接に当たる英語は存在しません!
1) "Thank you for your continued support."
ニュアンス的には一番近いかと思いますが、少し硬い言い方です。
"continued support" は「しばらく前から協力してくれて、今でもサポートが続いている」というニュアンスが入っていますので、短い間の関係の相手だと少しおかしく聞こえますので、そこに気を付けてください!
2)I hope this email finds you well.
「お元気でお過ごしのことと思います」
メールの冒頭の挨拶としてよく使う表現でとても丁寧でいいと思います。でも、相手からのメールに対して返事する時に使いません。
その場合は普段の
"Thank you for your email."
"Thank your for your reply.
"の方が自然でいいと思います。
ビジネスメールの冒頭での挨拶として使いたい場合は、
"Thank you for contacting our company."
「我が社にご連絡いただきありがとうございます。」
"Thank you for your prompt reply."
「早速ご返信いただきありがとうございます。」
などがいいかと思います。
日本のビジネスメール特有の書き出しの挨拶の「いつもお世話になっております」は、
"Thank you for your support always."
"Thank you for always supporting us."
ですが、これらの表現はどちらかというと締めの言葉として使います。
ご参考になれば幸いです。
こんにちは。
英語のメールでは日本語の「いつもお世話になっております」のような定型文はあまり使わず、すぐに本文に入ることが多いです。
ただ、全くそういう表現がないかと言うとそうではなく、Hope this email finds you well というフレーズは「いつもお世話になっております」に近いニュアンスで使われることがあります。
直訳すると「あなたが元気でいるといいのですが」のような意味になります。
ぜひ参考にしてください。