オンラインレッスンで、私の好きなアメリカのドラマの英語がうまく聞き取れないと言ったら、先生でもそのドラマの英語は聞き取れないと言っていました。「先生でも難しいの?それならなおさら私には無理です」と言いたかったのですが、なんて言えばよいですか?
"It's hard for 人 to 〜" は「〜することは人にとって難しい」ということを表現します。"hard" の代わりに "difficult" を使っても良いです。
「〜でも、でさえ」は "even" で表し、"even for you" で「あなたにとってさえ」 という意味になります。
"catch the lines" は「セリフを聞き取る、理解する」という表現です。
"then" は「それでは、それならば」ということを意味します。前文の内容を受けて、"その結果どうなのか"がこの後に続きます。
"to do that" = "to catch the lines" です。重複を避ける為に、簡潔な表現にします。
If you can't do it, how can I?
あなたができないんなら、私がどうやってできるっていうんですか?
(あなたができないなら、私にできるわけないじゃないですか)
会話の流れからすると、こちらの言い方がシンプルですし、テンポもいいと思います。
Is it hard for you too? No wonder I can't understand it then.
あなたにも難しいんですか? じゃあ私が分からないのも当然ですね。
こちらも口語的な表現ですが、No wonder 〜 で「なるほど、道理で〜なわけだ」「〜なのも当然だね」というようなフレーズになります。
then 「それならば」「じゃあ」は文頭にも文末にもつけられる便利な接続詞です。