「子供に学校に持って行かせました」のような場合の「持たせる」であれば
have 人 + 動詞の原形
で「(人)に〜させる」という意味になるので、この形がいいです。
たとえば「娘にその辞書を学校に持って行かせた」ならば
I had my daughter take the dictionary to the school.
となります。
この have は「使役動詞」と呼び、let や make も同じ仲間なので使い方も
let/make 人 + 原形
となります。ただ、意味の上では
let は相手がしたいことをさせる場合
make はやや「強いる」ような場合
というのが一般的です。
have を使うのはそうした特別な状況でなく、当たり前のように何かをさせるという場合になります。
水着を持たせた(持っていった)と言う意味の文にしました。
My son took his swimsuit to school.
1) 息子は学校に水着を持って行きました
I let my son bring his swimsuit to school.
2)親が主語になる場合は、letであたえるという意味がはいります。
★英語職人の解説:日本語は「~させる」という言い方を使う場合が多いですね。
① 味噌を3年ねかせる
② お弁当を持たせる
③ 家族にご飯を食べさせる
④ 子供に嫌いな野菜を食べさせる
日本人の英語学習者が注意しなければならないのは、【~させる=英語では〇〇】と、【一語一訳回路】を作らないことです。日本語は『暗黙の了解』が言葉のルールにも反映しています。(『お~い!お茶』はお茶に向かって呼び掛けているわけではありませんね(笑))
上記の4つの例は、「~させる」を使っていますが、本質的には違うことを言っているため、暗黙の了解が通用しない英語では、すべて違う言い方をしなければなりませんね☺
このご質問の場合は、無理やり持たせたのではないとお察ししますので、単に She/He took 〇〇 to the school. でもよさそうですね。英語は合理的で、まずは結論に目を向けるということです。
英語職人