「厳しく」は strictly などもありますが、本当に堅くなってしまうので、「率直に」を表す straight もいいと思います。
「あなたのことを思って」は、一番簡単なのは for you(あなたのために)です。
ただ、I'm telling you straight for you. では for you があってもなくても、「あなた」に言っているので大して意味は変りません。
はっきりと言いたいのなら「それがあなたにとって良い(利益になる)」ということで、
for your benefit
と言えばいいでしょう。
1)実際に厳しいことを言っている最中に使うのであればこれが多いと思います。書きながら思わずダンスの先生の顔が浮かんだので私もよく言われていたのでしょう。”あなたのために言っているのよ”という感じです。
2)こういう場合の厳しいはstrictになります。I'm strictだといつも厳しい人ですが、今特別に厳しくしているんだよ!と言いたいときはあえてbeingを入れます。"あなたが良くなるために私はあなたに厳しくしているのよ"と言う感じです。
3)harshは”厳しい”でもstrictと違ってうるさい、嫌な感じのという意味なのでI am harshなどとは言いません。Harshかどうかを感じるのは相手なのでmayを使うことで厳しいかもしれない、と断定しない形にするのがポイントです。”うるさく聞こえるかもしれないけれど、全部あなたのためを思ってのことなんだよ”という感じの文になります。
共通)ちなみに、厳しいと逆の意味の甘やかすは”Spoil”。 She spoils her child.と言ったら彼女は子供を甘やかしている、となりますが食べ物などに使うと腐らせる、ダメにするという意味になります。
その人のことを思って時には厳しくすることも大事、ということですね。