性差は「gender gap」といいます。
従って、「Bridging the gender gap」がそれを超えることを指します。
とは言いつつも、最近は性差の壁を超えすぎてしまったという声も上がっています。
一番良い例は、会社が人を雇う時に、労働者のスキルや経験よりも性別や人種を優先してしまうという例ですね。
また、性差はもともと存在しないという声も上がっています。(There is no gender gap)。
男性と女性の給料の差は性別ではなく、文化に影響され、個人個人が選ぶキャリアパスにこそ差が発生しているという声です。子供が産まれると、仕事とどっちを優先するかどうか選択肢があります。文化的に今までは女性が子供を育てるという概念だったが、近代ではキャリアを優先することもトレンドになっています。となると、性差が存在する理由は会社の責任や文化的な理由ではなく、個人個人の決断という議論になります(子供を産むか、キャリアを追求するか)。そうなると性差が存在するかどうか自体議論されますし、キャリアよりも子育てを優先すると、当然のことですが、給料や昇格の見込みにも反映されます。
性差の原因について、男女の性格の違いなど、他にもたくさんの対立仮説があると思いますので、よく考えてみると面白いと思います。
ご質問どうもありがとうございます。
様々な表現があると思いますが、いくつか自然な表現を紹介します。
-- to bridge the gender gap
例: 性差の垣根を超える試みは、20世紀後半にも繰り返し見られた。
Continued efforts to bridge the gender gap have been observed since the latter half of the 20th century.
P.S. 「to close the gender gap 」とも使えそうな表現です。
お好みに合わせて使い分けてみてください。
ご参考にしていただければ幸いです。