「値段相当」という、日本語のニュアンスをちょっと掘り下げてみましょう。
”別にずば抜けてよくなかったけど、まあまあ値段相当かな?”という、満足度をちょうどギリギリ達したものに対して使う言葉だと思います。
英語でこのニュアンスを伝えるには:「① It was just about the right price.」。よくもなかったが、ぼったくりではなかった、「まあまあかな」のニュアンスです。
ある意味、ネガティブなニュアンスですよね。
もう少しポジティブで優しい言い方は:「② The price was reasonable」。
Reasonable は「妥当な」という意味ですが、Reasonable 自体ポジティブな単語なので、商品・サービスを批判したくないならこういう言い方が良いかと思います。
ジュリアン
You get what you pay for. という、よく使われるフレーズが土台になっています。
「支払った金額に見合ったものを得る」といった感じで、安物買いの銭失い、的なニュアンスです。
ネガティブな意味合いで使われることのほうが多いですが、高いお金を支払ったからこそ質の良い物が買えた、という意味でも使えます。
なので、レストランなどのことを聞かれて自分が支払った金額が妥当だと思った場合は
I think I got what I paid for.
と答えると「値段に見合ったサービスが受けられたと思います。」になります。