単純に「られている」だけを指すならば、受身形の【 be動詞 + 過去分詞 】がそれに相当します。学校でも受身の変換はよく習うものですが、実際には、日本語のままに訳してしまうと、不自然になるものが数多くあります。
今回の「長い間(昔から)売られている」というのも It have been sold for a long time となりそうですが、They've been selling it for a long time 「彼ら(その人たち)は長い間それを売っている」と言う方が自然です。
一概には言えませんが、人と物だったら人を主語にすることが多いですし、両方が人の場合も、やる人の視点から話すことが多いです。
例えば、「私は〇〇先生から英語を教わりました」と日本語では言うとしても I was taught English from Mr. 〇〇 とは通常言わずに、Mr. 〇〇 taught me English と言います。
一方で、逆に受身形で使われることが多い動詞もあります。この場合、日本語と受け身の訳があべこべになります。これは使って慣れていくしかないと思います。
I am so scared. (英語では受身形) 私はとても怖い。
⇆ He scared me. 彼は私を怖がらせた。
I am confused. (英語では受身形)私は混乱している。
⇆ This question is very confusing. この問題はすごく混乱させられる。
I am surprised. (英語では受身形)私は驚いている。
⇆ He surprised me at the party. 彼はパーティで私を驚かせた。