その他の慣用句的な表現もまたいくつかありますので紹介しますね。
一つ目の英訳例、"Now I get the picture" は直訳してしまうと「今私は絵を手に入れる」という変な文になってしまいますが、感覚的には、言っていること、説明されていることをようやく頭の中ではっきり描くことができた、想像することができた、というニュアンスから、実際ネイティブが間接的に使う熟語、またここで言う "now" は「今」というよりは「やっと」、「ついに」というイメージでの付け加え、従って最終的には「やっと理解できた!」「ついに解った!」という意味になるんです。
上記のような熟語ではなくても、二個目の英訳例のようにそのままの意味を言葉にしたもう一つの定番表現もまたあります。
”Oh, that's what you mean" と言えば人、説明している相手を対象として「なるほど」とか、「そういう意味だったのね~」、から「ようやくわかった」という意訳の表現としても使え、
"Oh, that what it means" と言えば資料や文書、表現などを対象にして全く同じ意味の表現として使うことができます。
そして最後の英訳例についてもまた同じ、熟語にはなりますが、すでに説明されている "I got it” という表現から動詞を現在形にしたもの、過去形だと「理解した」ですが、現在形にしても「理解する」という意味で同じように使えるんですね。
上記のどちらでも、また今回紹介させていただきました中でどれでも覚えやすいもの、使いやすいもの、好き嫌いなどの好みで自由に選択できると思います。
また少しでも参考になりましたら嬉しいです。