That's a lie! He's trying to deceive you.
【訳】それは嘘だよ。彼はあなたを騙そうとしているよ。
主語がはっきりする必要があるので、仮に「彼」にしています。
まずは重い話題の方で。
lie =「嘘」は日本語では「うっそだ〜」という感じで結構軽く使いますが、結構シリアスなニュアンスです。
He’s a lier! 「彼は嘘つきだ!」
He's lying! 「彼は嘘をついているよ!」
など、友達同士で使うとしても若干非難しているように聞こえます。
同じくdeceiveも「騙す」もシリアスな時に使います。「騙されたよ〜」というノリでは使いません。
また、騙して何かを取られる(金品など)の場合はrip offという表現もあります。
He tried to rip me off!
【訳】彼、私から騙し取ろうとした!
おふざけの場合。
That’s not true! He tricked you!
【訳】それは本当じゃないよ。彼にからかわれたんだよ。
lie は使わず、not true「真実じゃない」を使う方が多いと思います。
そして本気で騙そうとしたわけではないので、trick を使います。trick or treatなどで知られる「いたずら」という意味です。He was just kidding. 「冗談だったんだよ」とも言います。
似たような表現で間違いがちなのが cheat です。こちらも辞書で「騙す」と出てきますが、積極的に嘘をつくのでなく隠れて何かをすることで、大体の場合「浮気する」や「カンニングする」に使われます。特に浮気がメジャーなので、これを使うと、相手と付き合っていたのかと勘違いされます。
He was cheating on me!
【訳】私、彼に浮気されたの!