Hello again, Fumiyaさん、
「必要以上に」という日本語を英語にすると、いつもの通りそのままの直訳する方法と、熟語、間接的な表現、色々とでてきます。
しかしこの場合の直訳、”more than necessary" という表現は、「[必要](https://eikaiwa.dmm.com/uknow/questions/32984/)以上に子供を[叱る](https://eikaiwa.dmm.com/uknow/questions/17302/)」という文脈で使うときになると、”Scold the child more than necessary" となりますが、不自然でネイティブであればまず言わない表現になってしまいますね。(ネイティブが言わない表現の紹介なんて不要ですよね、すいません。)従って、いつでも直訳さえすればなんでも通じるというわけではないということなんですね。
では他に?となれば、一つの方法は、「~し過ぎ」という意味を持った ”over-" という 「prefix」(接頭辞)を使って表現する方法です。例えば、”overdo" (やり過ぎ)、”overeat" (食べ過ぎ)、”overrun" (走り過ぎ)という単語。しかし、すいません、これもまた、「子供を叱り過ぎる」という時の自然な表現にはならないんです。
というのも「叱る」という言葉そのものが例えば直訳だと ”scold" という単語になりますが、”overscold" という単語は通じても殆ど実際使われているのを聞いたことがありません。また、”scold more than necessary" とも、伝わるかもしれませんが自然に聞こえない、それは恐らくストレート過ぎる表現だから?、不自然な表現になってしまいますね。
そこで、”too much"、お待たせしました、この表現はどんな場面やどんな表現にも自然に付けられる「必要以上に」という意訳になる表現だと確信しております。直訳だと「~し過ぎ」という意味ですが、英語は日本語とはまた別の言語であるだけに上記の直訳の表現より自然に聞く、よく使われる間接的な表現になると思います。
”You scold him too much" (彼のこと叱り過ぎだよ)
”You eat too much" (食べ過ぎ)
”You do too much" (やり過ぎ)
今回の分については、「必要以上に」という和文の訳がいっぱいあるという点、また対象や状況によっては正しい直訳であっても自然なネイティブ表現にするためには使わないことすらあるということを伝えたかったんだと思います。
ちょっと「必要以上に」長くなってしまったようで申し訳ありませんが、また参考になればと思います。
恐らくこの場合でしたらネイティブっぽく言うと、”
More than necessary=[必要](https://eikaiwa.dmm.com/uknow/questions/32984/)以上
Way too much=多すぎる
※少しカジュアルな印象
That mother makes me nervous because she scolds her child more than necessary=あのお母さんは自分の[子供](https://eikaiwa.dmm.com/uknow/questions/44764/)を必要以上に叱るからそわそわする
That teacher is known to scold her students way too much=あの先生は生徒達を叱りすぎるって有名だよ