とろとろしたものを美味しいと感じるかどうかは人によってかなり違いますよね。日本の文化ではとろっとした舌触りを美味しいと感じますが、英語の美味しいの方向はちょっと違うかも知れないです。近いのは
thick and creamy でしょう。ただ、とろとろというよりはねっとりした濃さをイメージした方がいいかもしれません。舌触りの良さを言いたいときには
thick and smooth がいいでしょう。
とろとろの半熟オムレツなどの形容は
soft and moist(柔らかくてしっとり) です。このあたりを上手く組み合わせてみて下さい。
「トロっとした」とは、シャプシャプした状態ではなく、濃厚な舌触りのことですから、「濃い」という意味のthickが使えます。
thickの他には、「濃厚さ」を表すのに適した形容詞に、creamy「クリーム状の」やsyrupy「(シロップのような)トロトロした液状の」、また、rich「こってりと濃い」もあります。これらは食材を形容する時によく使われます。
「美味しい」と言いたいので、niceを添えればそれらの形容詞にマッチします。nice and XXXというように、「XXXでいい」「XXXで快適だ」などの表現には、niceが必ず前に来ることを覚えておきましょう。
3例文の他に、The chocolate fondue is so rich and creamy.と言ってもいいですね。
また、It melts in your mouth!「口の中でとろけるよ!」と表現すると食感の印象も伝わるので、補足としても使えます。